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未勝利日記

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2000/08/21 (月)

ロケット・ガール(野尻抱介/富士見ファンタジア文庫)読了。
昨日購入した本のひとつ。実は以前にロケットガールというタイトルの作品を 思いついたのだ。その後、野尻抱介という人気作家が「ロケット・ガール」と いう本を出していることを知ったのでこれは読まなければと思ったのだが、 近所の本屋になかったのでそのままになっていた。で、とうとう読んだ訳だが、 もうひとつ好きになれなかった。まず、「ファインマン物理学」を暗記しちゃ 駄目でしょう。いや、宇宙飛行士には詰め込み教育が必要かもしれないけど、 それにはファインマン物理学はふさわしい書物ではないと思うのだが。 それから体重が軽いという理由で採用されるなら、やはり胸はぺったんこで ないといけない。セクシーお姉さんはちゃんと他に用意されているのだから。 マツリは結構いいキャラだが裏方に徹しすぎ、裏方にまわる理由がもう一つ 弱い気がする。新型燃料もどうかと思う。旧式の燃料でも飛べるときに、 一発勝負の新型燃料を使うかなぁ。無人機でパイロットの安全は確保できても、 年内に有人宇宙飛行というプロジェクトの目的は危険にさらされるわけだから。

小説進まず。
やはり本も読むべきではなかった。いまはノッているので、小説を書く以外の 行動は出来るだけするべきではないのだ。ノッているようには見えない かもしれないが、ノッているのである。進まないけどノッているということも あるのだ。ノッている証拠に書いている小説を夢に見たわけで、プログラムを 組んでいる時もノッてくるとそうなるのだ。
こういう時は、ゲームはもちろん本を読むのも止めなければならないと 気付いたのである。掃除や洗濯もしないほうがいいし、食事もしないほうが いいのだ。日記を書いたりするのも問題である。

訂正。
SF大会の日記に書いた久美沙織の朗読 した作品は「REMISS」でした。「REMMIS」と日記に書いたのは 間違いです。SF大会の日記も訂正しました。いや、REMMISは変だな と思ったのだが、朗読の部屋の黒板に「REMMIS」と書いてあって久美沙織 さんも訂正しないからいいのかと思ってしまったのだ。「REMISS」の 言葉の意味を説明していたのに確認しなかったのがいけなかった。


2000/08/22 (火)

半角カナ。
受け取ったメールを転送しようとしたら、半角カナがあるので送れなかった。 いいメーラーだ。
半角カナについては基本的にはコードが問題なのだが、最近TeXを使ったりしている 私としてはあの字形が正視に耐えないほど醜悪に見えて困るので ある。この世には様々なフォントがあるにもかかわらず、 ほとんどのフォントで半角カナは極めて醜悪な字形に作られている。(いや、半角カナ なんか含まれていないフォントの方が全体では多いだろうが)この字形は見ている だけで嫌な気分になってくるのだ。しかしふと気付くと画面の左上の方にそれが あるのである。名前くらい変えられるが、名前を変える手間を掛けるほどの愛着 もない。しかし気付いたから変えるか。ちなみに名前のセンスもかなりひどいと 思うのだが。やはりここは self とかにするべきかも。

ひとの日記。
ひとの日記にリンクすることの少ない未勝利日記ではあるのだが、 サイコドクターの21日の日記はなんかすごい。 患者の物語に引き付けられてしまう。

パラドックス。
森下先生の日記に最近書かれていたパラドックスについて、 考えていたら、自分の中ではすっきり答えが出てしまった。 私は死刑囚のパラドックスという名のを本で読んだのだが、 その本に書かれていた説明はもうひとつ納得できないで いたのだ。 「知」の欺瞞を読んだ後だけに、哲学者風の考え方はやめた方がいいかも と思い以前ちょっと考えたことと合わせてしばらく考えていたら、 頭の中がすっきりする答えが出たのだ。 が、もちろん自分だけが分かったつもりになっている可能性は大きい。

小説は少し進む。
こんなに毎日進捗を書いていると、いくらなんでも途中で投げ出すわけには いくまい。いくらダメダメ日記だとはいえ。しかし、いまの章はもう書くことが なくなってきたのでそろそろまとめてしまって次の章に入ろう。予定より短く なったけれど、直しで伸びる可能性もあるし。

バイト。
今日はバイト。その為に久美沙織@ロフトプラスワンに行けない。 残念であった。バイトは軌跡の問題とかのヒントをあげたりする。 軌跡はあまり得意じゃないのでヒントは出せるが解くのはちょっと嫌だなと 思っていたら生徒が自分で解いたので助かった。


2000/08/23 (水)

エロエロ。
小説がなかなか進まないので、エロサイトを覗いてみた。しかし、エロサイトって どこをクリックしたらいいか分からないのだ。ここだろうと思うところを押すと、 それはバナー広告で別のところに行ってしまうのである。その上、どんどんウィンドウ やらフレームやらが開かれて煩わしいったらない。
で、本題はこれから。その後3通もスパムメールが届いたのだ。これはエロサイトを 覗いた時にメールアドレスを盗まれた結果としか思えない。そう、普段はブラウザには メールアドレスを設定していないのだが、先月でならひ草子の付録をメールで受信 するときに文字化けしないように二種類のメーラーで受信するということをやり、 そのためにメールアドレスを設定したのを消し忘れていたのである。
問題なのはエロサイト以外でもブラウザからメールアドレスを盗めるのでは ないかということ。え、おれがブラウザをバージョンアップ してないのがいけないのか。
普段でもスパムはぱらぱらっと来るが、3通も一遍に来るのはどう考えてもエロサイト を見たせいだと思うのだが違うのだろうか。 誰か、メールアドレスを盗むようなサイトの一覧作ってくれ。 オレは小説モードだし。スキルがあるかどうかは別にしても。っていうか、サーバー 持ってるか、常時接続環境じゃないと難しいだろうが。

小説は少し進む。
少しというのは3枚だ。どうだ本当に少しだろう。まいったか。 しかも終わらせようとした章は終わっていないのであった。 どういうことなのか。それからファンタジーの場合そこで話されている言語は 日本語ではないとすると駄洒落は言えないことになる。 しかし、翻訳者が優秀で駄洒落をうまく翻訳したのだと考えては駄目ですか。 っていうかもう書いちゃったけど。ちなみに駄洒落じゃないけど本質は同じ。

間違い直し。
自分の日記を見直したら、日記の日付のアンカーが間違っていた。 アンカーって言うのが正しかったような気がするが違うかも。とにかく 間違っていたので直した。


2000/08/24 (木)

続・パラドックス
森下先生の日記 にまたも「抜き打ちテスト」のパラドックスの話題が出た。それで、つい、 森下先生に挑戦的なメールを書いてしまった。いつもお世話になっているのに 俺って嫌な奴。なにしろ、自分の説明に自信があるのだ。そんなに自信があるなら ここに書けばいいのだが、日記に書くには少し長くなる。いや、基本的にはたいして 長くはないのだが、対話的でない場で説明するには予想される反論を抑えるように 書かないとならないから。余白が足りないってやつ。
しかし、ちょうど去年の今頃、私はメーリングリストで大間違いの理論展開を したのである。それに全然懲りずにまた馬鹿なことを言い出すわけだが、 それは自分の間違いが分かることをあまり恥ずかしいとは思わないから かもしれない。理論的な間違いの場合は指摘されても、あ、そうか、間違いが 分かってよかったとしか思わないのである。
間違ったことを言っても、理性的に考えれば間違っていることが分かるはずだから、 人に迷惑をかけたと思わないのだ。困った性格だ。

小説はすこし進む。
ようやく章のまとめらしきものを書き、次の章に入る。物語は前半を終了して 後半に入ることになる。これまでの合計167枚。ってことは合計334枚の話に なる訳か。前半は章と章の間に月単位の時間の流れがあったが、後半は連続した 話になるはず。たぶん、これでいいはずなのだが。問題は、物語の最後が 決まっていないということ。全然決まっていないわけではなく、一度決めた 結末を変えようかどうか迷っている状態。しかし、次の章はいやーな展開に なるという問題もある。このいやーな展開で筆が鈍るか、あるいはさらに ノッてくるかがひとつのポイント。

古本マニア雑学ノート(唐沢俊一/幻冬舎文庫)読了。
今日は頭が痛かったので、どうせ昼間はすすまないしとマンガを買おうと思った のだがよいマンガが見つからなかったので、この本を購入。
頭痛薬を飲んでこの本を読んでいたらずいぶん良くなった。しかし、古本の世界は 奥が深い。入り込まなくて良かった。

ジャズ小説(筒井康隆/文春文庫)、 笑犬褸よりの眺望(筒井康隆/文春文庫)読了。
ジャズ小説は山下洋輔の解説がすごい。文体がどうとかはあまり分からない。 空気を吸うように自然に読む。
笑犬褸よりの眺望はもっと早く読めばよかった。断筆宣言関係が書いてあるとは 知らなかった。ただし、たばこ関係は読まなかった。これは後で私が煙草関係の 小説を書くときに読んで参考にするのである。
この2冊は少し前に読んだが日記に書くのを忘れていたのだ。

円周率πの不思議(堀場芳数/講談社ブルーバックス)捨てる。
捨てた本である。とにかく読んでいて気持ちが悪い。風邪気味で読んだら悪化する タイプの本だ。ひとつひとつの文はそれほど気持ち悪いわけではないのだが、 話のつながり方がおかしい。どうしてその話に繋がるのかわからないところが 多数ある。また、同じことが何回か別の場所で繰り返されていたりもする。 とにかく余計な話が浅く出てくるのだが、そんなことを書く前に円周率について 書くことがまだあるだろうがと言いたくなる。こんなんだったら、全ページ円周率 の数字が続いていた方がましだ。とにかくこの人、ページを埋めるだけで精一杯 という印象を受けた。


2000/08/25 (金)

宿題。
日記をつけた後小説を書こうとしたら頭が痛くなったので、一日休んで 早く寝ようと思いコンタクトを外してベッドに入ったが、眠れず。 やはり小説を書かねばと起き出し、本調子でないからデビュー予定作は 無理かもと、空想小説ワークショップの宿題を書く。6枚くらい書いて、 朝5時くらいに寝る。
当然のように、起きたら頭が痛かった。薬屋に行って頭痛薬と冷却シート を買う。そしてまたすぐに寝るのであった。

空想小説ワークショップ
リブロでSFマガジンとイティハーサとマジカルランドを買う。 それから空想小説ワークショップの受講更新手続きをする。 カードで支払をしたのでいくらなのか気にしていなかった。 講座が始まる前に、森下先生から「パラドックス」を借り、講座が 始まってからもしばらく読んでいた。納得できないのである。 おかげでSさんのリキの入った意見を聞き損ねた。人生何が幸いするか 分からないのである。
Sさんの意見の後はラカンの文章について。やはり小説を書こうとする以上は、 わかりやすい文章を心がけねばならない。講義ではユーモアについての話の 後で、小学生のなぞなぞの答えを考えるというユーモアの練習。 「冷蔵庫を開けたとたんお母さんは顔を赤らめました。何故でしょう」 という問題に対して答えを考える。私の答えは「お父さんが下着姿で 入っていたから」。これはそこそこウケた。最後に先生の説明で、これが アメリカの小学生のなぞなぞだとわかる。ってことは「どうしてお母さんは ……なの?」というシリーズかも。
そして講座の後では次回のゲストが発表された。ここに書いていいか分からない ので書かないが。意外でもあり納得も出来るゲストであった。パラドックスに ついては飲み会の時に話そうと思ったが先生は帰られた。読みが甘かった。 だいたい先生は二回に一回飲み会に参加されるのだが、次回ゲストが来るために 今回は不参加だったのかも。パラドックスについては、私の 26日付けの日記を見てくれ。
飲み会では、講座に遅れてラカンの文を見損ねたO嬢が訳の問題じゃないの とか言っているのでいやそうではなさそうだ。先生も訳の問題ではないだろう と言っていたというように伝える。O嬢とは次回ゲストの最近の作品を読んで いない、あるいは読んでいても否定的な見方しかできないという問題を話し 合ったり。昔の作品ならかなり読んでいるのだが。とりあえず、次回までに 読むという課題が発生。なお、ここでは私がSFマガジンに連載している あるライターが嫌いでそのページを読んでいない、そのライターがログイン に連載していた時からそのページだけ読んでいないという話をすると、 本人は結構格好いいからファンだというO嬢。そしてO嬢は明日早いから 10時には寝るといいながら最後まで残っていた。兵隊さんは大変なのだ。
私は帰って小説を書くからと言って酒を飲まなかったのに、帰ってからは イティハーサを読んでいたのである。


2000/08/26 (土)

またもや昨日の日記の日付が間違っていた。
すんません、訂正しました。

魔法探偵、総員出動!(ロバート・アスプリン/早川文庫FT)読了。
相変わらずである。今回の特徴は、金に関することが最後まで解決されないという 点であろう。

抜き打ちテストのパラドックス。
昼間、一生懸命考えた。いや、基本的な考えは既にまとまっていたのだが、 いざ書いてみるとどうももっともらしくないので、書きながら修正したのである。 というわけで、前日の飲み会で説明したのとはまた別のバージョンをメーリングリスト に流した。
その後、ホームページに掲載しようとすると、またもや違う気がしてきた。 とりあえず、時間という概念が論理に入った場合どうなるかを考え直すために、 「パラドックス」中村秀吉著/中公新書を取り出す。普通こういう本を探すときは やたらと時間がかかったり、見つからなかったりするのだが、どういうわけか本棚の 前面にある。ということは記憶にないけど抜き打ちテストのパラドックスを調べる ためにこの本を見たということである。残念ながら、この本には項目に対する 索引がない。哲学者の名前の索引はあるのだが。それで、抜き打ちテスト のパラドックスは見つけられなかったか、面倒でやめたのだ。今回、ブリーンとか グルーとか言う言葉を捜そうとしたら、なんと抜き打ちテストのパラドックスが 出てきた。しかし、金曜日に森下先生から借りてみた「パラドックス」には 抜き打ちテストのパラドックスはまだ諸説があって定まらないと書いてあるのに、 こっちのパラドックスは初版が昭和47年で、私の持っているのが昭和62年の24版 なのに抜き打ちテストのパラドックスには明確に答えている。もちろん、私の 考えたこととは違っていることが書かれているのだ。これこそパラドックス。
それはさておき、私の考えたことも そこそこ面白いと思うので見て笑うのも一興である。もちろん、以前に この中村秀吉のパラドックスは通読しているので、ここから影響を受けたのは 間違いない。通読どころか大学の時に中村先生の講義を受けているのである。 教養課程半期の授業だけど。中村先生済みません。ちなみに中村先生の 「パラドックス」で抜き打ちテストのパラドックスの解説で引用しているのは クワイン『パラドックスの諸相』である。
もっともこの解説も一部納得できないんだよね。


2000/08/27 (日)

進まない。
小説は進まず。困った、こまった。この夏の間に一章分すら進まなかったことになる。 これではデビューは遠いのだ。ま、こっちは長い目で見ることにして、短編の 応募も考えねばなるまい。

ファジー推論。
昨日のパラドックスの説明がファジー推論と関係があるかもしれないと後から 気付いた。ファジーは最近の若い人は知らないかもしれないが昔はやった理論である。 AIとかには批判的なのでファジーもあまり好きじゃなかった。

残暑。
最近テレビで残暑というが、小学校の頃からの感覚がまだ残っている(若い) 私としては、7、8月は盛夏という気がする。要するに夏休みは暑いから休むので あって、8月は暑くて当然なのだ。冷房のある学校は休む必要がないという理屈 にも気付いてしまった。


2000/08/28 (月)

小説は少し進む。
短編の直しをちゃっちゃと片付けるつもりが、少し直しただけで 気力が途絶えたので、長編に戻り少し進める。 どうにもこうにも会話が多い割に進まない。しかし、キャラクター は生き生きしている気がする。このキャラクターがこのシーンでどう 動くかでラストを決めようかと思う。というか、既にラストの方向性は 決まったようなもの。
ところで、私はワープロの画面は40字×36行で書いている。以前は20字×20行 で書いていたのだが、本にしたとき今のシーンが何ページくらい続いているのか といったことが気になるのと、本にしたときの一段落の行数が気になるので、 友人にどうしているか聞いたりして現在の形になった。 そして印刷する時はこれを30字×40行で印刷するということをしている。どうしてかは 自分でもよく分からない。画面では横書で印刷では縦書きという関係と、紙の大きさ の関係であろう。 しかしこれだと会話が多いと400字詰め換算枚数とのずれが多くなるのが少し嫌である。

懐古的洋食事情はいい。
本屋で市川ジュンの懐古的洋食事情を買って読んだ。うーむ、これはいい。 昔、市川ジュンはそんなに好きなわけではなかったのだが。 女性の表情がいいのだ。陽の末裔も買わなければ。

量子力学の考え方(J.C.ポーキングホーン/講談社ブルーバックス) 読了。
なんだか、ホーキングと似た名前の人だが、これはいい。高校生におすすめ。 数式はなるたけ使わないが、必要なら使うという態度が好ましい。付録には やや詳細な数学的記述が付いているし。ただし、訳者あとがきはちょっとへん。

自信を無くす。
抜き打ちテストのパラドックスにはやや自信を無くしたので、 「読者は自分で考えるように」というようなことを追記した。 無責任というか教育的というか。


2000/08/29 (火)

小説またもや少し進む。
なんだか、ザコキャラを倒すのに全力を必要としているような気がする。 レベルアップが必要なのだ。しかしそれにはザコキャラを倒さねばならぬ。 長編を書かないと長編のスキルが上がらないというのはシステムが 複雑すぎないか? 大体オレはあの壊れる武器とか防具が嫌いなのだ。 そうか、短編で賞を取れば全体のレベルアップが可能なのに違いない。 そしてボーナスポイントを長編のスキルに割り振ればいいのではないか。 他の人はどうしているのだろうか。キャラクターメイキングで長編 型が出るまで作り直すって。それは今更出来ないし。
ドラクエはやってないですよ。ゲーム機持ってないからね。

パソコンの調子。
どうもパソコンの調子が悪い。というか、Windowsの調子が悪い。 特にIME2000がおかしな変換をする。いや、IME以外もなんとなくおかしい。 壊れる前触れかもしれない。怖いよ。

床屋。
床屋に行こうとしたら床屋が休みだった。火曜日だから床屋は休みではなく、 美容院が休みのはずなのだが。もっとも床屋だって週休二日でいいのかもしれない。 特におばさんが一人でやっている床屋だから。


2000/08/30 (水)

投稿。
昔書いた小説を直して投稿しようとするが、その直しがなかなかうまく行かない。 昔この小説を書いていた時の緊張感が戻らないのだ。もともと書き直すことに なったのもその緊張感が途中で途切れていたからなのだが……。とりあえず、 緊張するストーリーにしたものの文章の気迫が足りず。
とはいえ、賞への応募開始ということでやや後半は気迫が劣るものの、前半部分は 去年の創作講座で概ね好評だった作品を電撃hp短編小説賞に応募する。
なお、その関係で長編は進まず。

床屋に行く。
床屋に入った時点で全身汗だく。床屋はドライヤーを冷風にして扇風機がわり にしてくれた。とにかく頭はさっぱりした。これで小説も進むに違いない。


2000/08/31 (木)

日付が怖い。
ひー。プログラマーやってた時も納期が過ぎてるとかいうことはままあった のだが、慌てたことはなかった。ヒトゴトだから。しかし小説を書くのは 自分ごとだから慌てるのである。ひー。もう31日。実は7月だという説は ありませんか。

小説は少し。
どうも悪魔との契約で「一日最低でも三枚は書きたい」というべきところを 「一日三枚書きたい」と言ってしまったような気がする。もはや、一日も休まない という他に手はない。既に何日か休んでいるのは気のせいだ。

よい知らせ。
SF創作講座の「でならひ草子」は思いつくままに出版社に送ったりしている のだが、今日初めて反応があった。といっても、SF大会で創作講座は取材 しましたということだから、もう持っていたところに送ってしまった模様。 持ってるなら返してとも言えないが……。しかし、メールの内容ははそれだけ ではなかったのである。そうその出版社の9月の新刊の案内が添付されていた のである。必殺宣伝返しか。ま、SFの新シリーズが出るとはめでたいめでたい。 これが表紙の画像とかが付いていてメールを受信するのに5分もかかったのだ。 あまり時間がかかるので、どうせスパムだろうとか思って切るところだったが、 なんとなく創作講座関係という気がして受信したのであった。そしてめでたい ことはもう一つ書かれていたのだが、たぶん非公開の話なのでここには書かない。 めでたいとは言っても、だれかがデビューするという話ではない。


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