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未勝利日記

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2002/07/21()

じいさんと戦い続ける

なんか、とうとう1日じいさんと戦うためにレベルアップをしてしまった。

2002/07/22(月)

動物という文化(日高敏隆/講談社学術文庫/1988.12.10)読了。

このあいだ読んだ「たぬきは先生、きつねは神様」を借りるときに、一緒に 借りた本。本を買ったり借りたりするときに、1冊だけということはなくて ほとんど2冊以上借りるのは、ついでだからではなく、ハズレを引いた場合 を考えてのことである。

特に、エロビデオを借りたりするときは、ハズレの割合が高いので3本も4本も 同時に借りないと不安になるのだが、「たぬきは……」を借りるときにもこの不安 を感じたので、日高敏隆の本を同時に借りたのであった。(註:図書館でエロビデオ を借りるわけではない)

この本は、なんか子供向けという感じの文体で書かれているが、入っているのは 講談社学術文庫でありあまり子供向けではない。書かれている内容は非常によい としか言いようがない。進化論というのはそのセンセーショナルな名前から、 SF作家も好んで使う題材であるが、多くのSFファンが知っていることと言ったら 「人間は神が作ったのではなく、進化の結果である」という程度であって、 神が特別な存在して人間を作ったと信じる代わりに、地球の歴史が生物進化の 頂点という特別なものとして人間を作ったと信じることにしたという程度に過ぎない 。

そういう風な理解は、おそらくは、神が人間を作ったという考えがいまなお強い キリスト教文化圏でそれに対抗するために展開された理屈からくるものだろうが、 オレからみれば大差はない。(だいたい、人間みたいなくだらないものを作る なら6日で十分だ。)

で、日高敏隆はそうではないというようなことを、この本で説いていくわけだ。 少し古い本なので、最新の生物学の結果が反映されていないような気もするが、 その語り口はほとんどファインマンさん(といっても日本語訳だが)と 言ってもよく、オレの苦手な生物分類とかが出てきてもつい楽しく読んでしまった。

2002/07/23(火)

かなり大きな音がした

なんか大がでそうな腹の感じだったのでトイレで力んだら、大きな音がして屁がでた。 あまり大きな音がしたので自分でびっくりした。

創作講座の結果(超簡略版)

SF大会創作講座の時に貼ってあった(そして叱られた)紙の内容を 掲載しました。講師評(超簡略版) その場で書いたので間違いがあると思います。お気づきの方は杉並まで 連絡ください。

2002/07/24(水)

ボーイソプラノ(吉川良太郎/徳間書店/2001.9.30)読了。

もちろん、うまいんだけど、どうもピンとこない部分がある。 オレが、ハードボイルド探偵小説を好きでないというのが理由のひとつで、 もうひとつは、どう見ても主人公がギャングの手先にしか見えないという ことである。

だって、まえの猫もそうだけれど、この探偵もギャングに頼まれたことを 頼まれたとおりにやったり、ギャングに庇ってもらったりしているだけ。 そりゃあ、口先だけはギャングに反抗するようなことを言っているけれど、 口先以上のものはないからね。

たぶん、このギャングの支配する都市が吉川良太郎のユートピアなので あろう。いや、それ自体は悪くないんだけど、口先だけで反抗する奴よりは もっとギャングの中にどっぶり浸かって、本気でギャングのボスに命を捧げて るやつの話の方が、オレは好きかも。

このあいだの広告

日記に書くのを忘れていたけれど、このあいだ通勤に使っている地下鉄の広告が みんな ANTEPRIMA になっていた。たぶん、今週の月曜日くらいのことであった。 なにしろ、通勤・通学電車にかならずあるタバコの広告が見当たらないのだ。 これは、すごい、通学電車からタバコの広告が消えるなんて信じられないと 思ったのだが、よく考えたら、学生は夏休みに入っていたのであった。 なんだ、広告の主要ターゲットがいないから、JTが広告を外すことを 許したのか。

それに一日だけだったし。

2002/07/25(木)

ちょっと残業。

仕事は来月は暇になる予定らしいが、今月はそこそこ忙しい。オレ的には、 来月暇なら、今月の仕事が来月にずれ込んでも構わないではないかと思うのだが、 他の人はそういう考えではないらしい。明日の予定とかもあるので、ちょっと 残業せざるを得なかった。

2002/07/26(金)

医者に行く、というよりパソコンが起動せず。

今日は医者に行く日なので、いや持病の喘息の薬をもらうための診察を月に1度受けて いるからで、以前松戸にいたときみたいに、医者が診察をしないで黙って薬をだして くれるなら、それでもいいし、診察が必要だというなら言われるままに診察を 受けるだけである。ただ、今かかっている医者は診療所で呼吸器担当の医者が 来るのが金曜日だけなので、土曜日とかに診察というわけにはいかない。 職場が引越す前は仕事に行く前にちょっと寄ってフレックス時間内に仕事に 出られたのだが、いまはそうも行かないので半日休むことにしたのだ。 ま、医者は女性だし、arteさんや某WINGS系作家(あやうく名前を書くところだった が本人のサイトに医者って書いてないのを思い出した)のバイトってこんなんかなぁ とか思いながら診察を受けているのだが、今回はなんか右手首が痛いとか専門外の ことを言ってみました。

それはともかく、医者は近くなのでいつもより朝の余裕があったのだが、 パソコンを使っていたら、フリーズしてしまい、C-A-DELも効かずに、電源を 落としたのだが、それから起動しなくなってしまった。セーフモードでも起動せず、 ステップバイステップとかやると最初のステップで止まる。これはもうダメかも、 やはりウィンドウズなどという邪悪なOSを使った罰かも知れないと思いながらも 時間になったので慌てて医者に行ったのであった。あまり慌てていたので、 待ち時間に読む本を持っていくのを忘れたくらいだ。

で、医者から帰ってもう一度起動したらなんとか立ち上がった。これはもう理屈の 世界ではなく、黒魔術に近いものである。とりあえず、立ち上がるとすぐにチェック ディスクが動きだしたので、すぐにキャンセルして、チェックディスクを起動する。 だって、自動で起動したチェックディスクではオプションン設定ができないからね。 もちろんチェックディスクもダメダメソフトなので、いつまでたっても終わらない その上、終わった時に入力待ちになるので、電源の自動切断が効かない。とにかく チェックディスク起動させたまま、熱暴走を防ぐために部屋のエアコンも付けたまま で仕事に出たのである。

空想小説ワークショップ

で、仕事は小トラブルでやや遅れがでているのに、「花金でーす」とか嘘をついて ほぼ定時で退社して空想小説ワークショップへ。しかしワークショップの前に リブロでSFマガジンを購入。川又先生の話はリファレンスで銃の本とか 紛争の本とか、それから描写しないことも手法だとか。また、みんなで応募しよう コンテストのことだとか。で、SF大会の創作講座にも出した作品を提出して あったので、その講評が聞けるかと思ったら、次回のプロットの話の時に そのからみで講評するとのこと。って、あの話にはプロットなんかないんすよー。 一本道まっしぐらなんす。

尾山ノルマ宣伝係

ワークショップの後は飲み会。タバコを避けて席に着いたら尾山ノルマが隣に。 SF大会では世話になったのでその話とかする。それからパソコンの話になり 穂高順也氏に親指シフトを薦めるオレ。えっもう売ってないのかなぁ。OASYSの ソフトはダメだったけど、親指シフトはよかったのに。尾山ノルマで検索すると オレのページがトップに来るとか(でも今検索してみたらやはりSFセミナー がトップでした)で、トップなるようにヘッドライン(だっけ)タグに名前 入れてみました。中村氏がまた人をアニメキャラに似ていると言い出して、 阿部ちゃんと尾山ノルマを足して2で割るとあずまんが大王の「とも」になる というので、いやいくらなんでもそこまではいかないだろう、足して2を掛ける ならともかくとか。そこで突然、SF創作講座に出したオレの作品の改良案 を思いつき「まちがって……」といったら尾山ノルマは「それはいい。一部 のひとにウケる」と言ってくれたので、一部の人のウケを狙って描き直すかも。 既に長いと言われた作品が更に長くなるが、一部の人の勢力範囲は広がっている ようなので狙ってみるのもいいかも。それにこれなら大野編集長からフツーだ 言われないだろうし。

帰ったらとりあえず、チェックディスクは終わっていたのでちょっとゲームなどして 動作確認。

2002/07/27(土)

腹が下る

ラーメンを食べて、さらに牛乳を飲んだらとたんにきた。どうも最近は牛乳を 全然受けつけなくなっているようだ。

もう一度チェックディスク

やっぱり一度のチェックディスクではダメでもう一発かける。こんだけ時間が かかるのに一発で直らないとはどういうことか。

2002/07/28()

ふとん圧縮

この狭い部屋の中でこたつ布団がすごく邪魔になるので、布団圧縮袋を買ってきて 圧縮した。しかし、まだ納まりが悪い。

録音

SF創作講座で録音したものをとりあえず、WAVEに落とした。しかし、なんか聞く気が しなくて聞かずに落としたのであった。今日までそれが伸びていたのは、オーディオ ケーブルがなかったから。

スパム

同じスパムが1時間ごとに来たので、頭に来て何やらそういうのを報告するところに 転送。しかし、日本の法律はスパムに返信してリストから削除させるとか馬鹿なことを 言っているので、スパムを送ってくる無料メールサービスに文句のメールを書いた。 あんたんとこからは毎日スパムが来るが、今回は毎時間ごとにくるので頭にきた といような英文を書いていたら疲れたよ。いや、多少文法に反していた方が、 怒っているようでよいであろう。

2002/07/29(月)

家賃を振り込む

月末までに振り込まなければならないのに、うっかり忘れるところだった。 ここもそろそろかなという気もしないでもないが、なかなかそうも言っていられない。

仕事はひと段落つきそう

小説を書かねば。とにかく、質はとりあえず置いておいて、量をこなせなければ デビューは無理と判断。いや、ほんとこれから書く、書きます。多少文章が 乱れていた方が、新しいとか勢いがあるとか判断されるかもしれないし。 もう乱しますよ。

2002/07/30(火)

寝坊した

昨日は原稿用紙2枚ぶんしか書けなかった。文章はともかく、ありがちなキャラまで でてきてしまったというのに。

その上、今朝は30分寝坊してしまった。昨日遅くまで書いていたというわけではない のになぁ。ま、慣れでしょ。今日は3枚を目標に文章を乱す。でもキャラはありがち であって欲しくない。

2002/07/31(水)

浪漫的な行軍の記録(奥泉光/群像8月号)読了。

SFセミナーで奥泉光が言っていた小説だと思う。これは読まねばと思って いたのだが、忘れる前に見かけてよかった。そこそこ面白く読めたものの、 さすがに鳥類学者のファンタジアほどの面白さではない。とはいうものの 結局あんたの書きたいことは最後の1章かいっ。っていうところは鳥類学者 のファンタジアと同じかも。出ヤスクニ。でやすくIIではない。 しゅつヤスクニだ、たぶん。

日本人はみんな死んでいるという。オレには日本人はみんな狂っているように 思える。日本人というか、軍人。陸軍って長州藩の三百年の怨恨で動いてる らしいし。というわけで、若干物足りないかなぁという気もする。でも、 同じところを何度も往復して、実に馬鹿だよなぁ。

またやっちまった

ギャンブルにはまった人間がもうやらないと言っても、再び手を出すように。 あるいは、もう浮気はしませんと言った男が、再び女の子にちょっかい出だすように。 またやってしまった。

朝起きるときに、起き上がるのに手間取ってしまい、これはアレかもとか思いながらも 今日はゴミを出す日だから(それも週に1回しかない燃えないゴミの日)と、 起き出して、シャワーを浴びパンツをはこうとしたら、これがまたうまくはけない。 パンツを脱ぐときもいつものように脚を上げて脱ぐのがうまくいかず、ストンと 下に落として脱いだのだが、仕方がないのでパンツを床に置いておいて、その上に 立つようにしてつまり脱いだときの逆の動作をしてはいたのであった。

これはやっぱりアレだろうなと思い、その場で血液検査をしてもらえる病院に 行くしかないと判断。救急車を呼ぶほどではないが、予約がないと受付けできないとか 言われたら病院の前から救急車を呼ぼうとか思いながら、ゴミ袋を抱えてアパート を出る。

途中でコンビニによってサンデーを買い、病院に行くがまだ受付けが始まっていない のでサンデーを読む。なんか漫画を読みに病院に来たようなかんじだ。ようやく受付け が始まったので予約ないけどすぐに診て欲しいというと、救急外来に行くように 言われてそこで先生が来ていないからしばらく待つようにいわれさらにサンデーを読む がもうほとんど読み終わっていたのであった。

救急外来の先生に「脚が動かないのでたぶん低カリウム血症だと思います」とか いうのだが、この病院には専門の科がないから他の病院に行くよう説得される。 しかしめげずに、血液検査だけでもしてくれるように頼む。で、血を抜かれ 検査結果を30分程待つ。あと血圧と体温も計った。血液検査の結果が出ると、 カリウム値は2.5(ミリ当量/l)で、やはり低カリウム血症なのであった。 なぜか医者はよそに行けとは言わず、すぐに点滴をしましょうということで それから点滴を受けた。ちゃんと針が刺さるか心配していたが、今回はなんの 問題もなくというか、看護婦が2時間で終わるようにしますからと言って、 点滴のチューブの途中にある機械のセットをしたのだが、実際にピッタリ2時間 で点滴が終わったのである。

それからカリウム剤をもらって帰る。点滴一本でほぼ症状は消えたのであった。

で、去年の日記を読み返したら、 去年は1.9(ミリ当量/l)だったので、 今回はそれに比べればなんということもないのであった。

仕事の方もそんなに忙しくないので、スーパーでプラム(ソルダム)を買って アパートに帰って寝る。しかし暑いし冷房を入れると寒い。こんなことなら、 点滴もう一本とか頼んで、病院で寝てくればよかった。


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