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新春アイデア合戦だっけ? もうみんながめちゃくちゃたくさんのアイデアを出すので 先生が全部を紹介しきれないくらいになるかと思ったのにあまりにもアイデアが 少なかった。仕方がないので、提出したアイデア以外にも書きかけになっている 短編のアイデアを話してしまう。そこそこウケたのだが、俺の場合ネタをどうやって だして読者を驚かせようかという興味で書いているところがあるので、ネタをばらして しまうととたんに書く気がなくなるのだよ。この短編を書き上げられなかったとしたら アイデアを出さなかったみんなが悪いんだからね。
サンシャインのメキシコ料理屋。なんかのパーティの下見とかいいつつ主役もいる のであった。そこでピクルスみたいのを食べたら、これが驚くほど辛かったので、 つい、これおいしいよとそばにいた人たちにすすめると、隣にいた尾山さんが、 なんの疑いもなく、ひっかかったのであった。しかしそのために、尾山さんとの 間に培われてきた信頼関係は一瞬で崩壊してしまったのである。だって、 みんなそうするでしょうが、意外な辛さのものを食べたら。
サンシャインからなら歩いて帰れるとか俺が言い、川又先生もそうそうすぐだから、 とかいうので尾山さんも含めて駅の反対側にでる。で、川又先生がもう一軒飲みに 行こうというので三人で飲み屋に。なんか以前川又先生が森優と行ったことがある という店。(その後、尾山さんに森優じゃないよ、ミステリの○○さんだよと注意 されたが、その時言われた人名を既に忘れた)川又先生がどんどん飲み、どんどん話す。閉店で追い出されて、ふらふら と歩いている川又先生をタクシーに乗せようとしたのだが、行くところがあると 言ってふらふらと歩いて行ってしまった。冬だからなぁ、どこかで、 生きているだろうか。
尾山さんはタクシーで帰ろうというのに、いや、あるいてもすぐだからと言って あるいたのだが、サンシャインからの道はよく知っているのだが、途中で飲み屋に 寄ったために最短の道ではなく遠まわりの道を通ってしまった。その上、自分の 自転車を置いてあるところまで行くと尾山さんを捨てて自転車に乗ってしまった。 尾山さんは更に歩かねばならないというのに。やはりここは送り狼になるべき だったに違いない。尾山さんは生きて家に辿りついただろうか?
トップページの書を書いてもらっている綾部光洲と会う。昔のことをよく覚えて いるので驚く。
三日分もまとめて日記を書くとそれだけで一日がつぶれてしまうのだ。
昨日日記をかいてから自分が薄情者のような気がしてきて落ちこむ。気がしたという より実際薄情者なのである。落ち込んだ後で思いついたのが、「薄情者」と 「爆笑もの」くらい違うというフレーズであり、実は全然落ち込んで いなかったようで、心底薄情者なのであった。
借りたもの。やはりこうして読むと大久保町シリーズはだんだんよくなっているな という気がする。もちろん、この作品もいいのだけれどね。つーか、もう十年近く も前の作品なんだよね。田中哲弥がどうって食べてこれたか、かなり謎。やはり 小林泰三の言うように奥さんの働きが大きいのだろうか。
メールチェックを繰り返すも、メーリングリストの配達は遅れつづけている模様。 こんなときにメーリングリストを人に紹介するんじゃなかったよ。 もう別のメーリングリストに替えようかなぁ。
朝、5時くらい。かなりヤバイ感じでトイレに飛び込む。ダメダメです。 あるいは呪われている。
この日も仕事。先が見えず。気力もなし。
はー、こいつは傑作ですなぁ。何が傑作なのかはわからないけど。いや最初は ショタコン小説の傑作かと思ったのだが、それからやはりロリコン小説かと思い、 いや違うかもとか。さすが、国際幻想文学賞。
へたな紹介としては、オームと関連づけるとかあるいは炭疸菌という手もあるが、 そんなことより文章の感じ、話の進み方がいい。なんでこれオールタイムベスト とかに出てこないかなぁ。
が、天才児とカバー裏に書いてあるアンジェロ少年は天才とは思えないんだよなぁ。 こいつのどこが重要よ。そりゃあ絵はうまいかもしれないけど、それ以外はただの 早熟な餓鬼でしょ。それ以上にオブザーバーが実は間抜けで失敗ばかりしているのだ。 いや愛すべき間抜けなんだけどね。じゃあどこがいいのかというとそれは難しいのだ が、いい作品なんだよ。
ゆきのまち文学賞に応募するためにショートショートを書く。というか今年になって からずっと書いてきたというか、書こうとしてきたのだ。たった10枚なのにこんなに 苦労するとは信じがたいことである。しかし俺には難しいのだ、とはいえ 間に合いませんでしたでは話にならないのでなんとか書き上げる。
で、書き上げてみるとこれが傑作なのだ。だいたい書き上げたばかりの時は 冷静に見られないので、二三日おいてから見直せと言われるが、その言葉は 本当なのである。とはいえ、締切がいつと決まっていれば見直しの期間を 最初は予定していても、最終的には締切直前まで書くのが延びてしまうのだよ。
実際に傑作かどうかはともかく、このいやぁまた傑作を書いてしまったという感覚 だけでもかなりのものであって、だから書くのを止められないのだなと思う。 しかもここ数年はなぜか書き上げてからこの感慨に更ける時間がなく、 書き上げたらすぐに編集して印刷してホチキスで留めなければと次の作業に 追われていたのだが、今回はそれがないのが嬉しいね。
ゆきのまち文学賞。一晩寝たのでちょっと見直してから郵便局に行って簡易書留で 送る。前はなんでも応募する時は簡易書留で送っていたのだが、電撃とかに送った ときは普通郵便で出しちゃったような気もする。まだ昨日の錯覚が続いていて 傑作のような気がして仕方がないので、奮発して簡易書留で送る。
しかし問題なのは読者にこの傑作が理解できるかということで、どうも理解されない ような気がするのである。急に不安になってきたよ。って、萩尾望都を疑うのか。 いやいや萩尾望都が読むところまで行くかどうか。
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