向こうでは、ずっと時差ぼけだったぶん、こっちに帰ってからの時差ぼけはほとんどない。
行きの飛行機の中で読み始めたら、面白くてそのまま飛行機の中で読み終わってしまった。そしてホテルで再読するという有様。
川端裕人の小説の中で一番面白かった。表面に見える問題意識が少なくて、娯楽作品として楽しめたからか。そして、奥にある教育に対する姿勢にも共感できるからか。
子供には大きな未来があるが、でも子供もやはり今を生きていて、今やりたいと思ったことは、今やるべきなのだ。後でも出来るかもしれないが、今やることにはやはり意味があるというか。
教育者よりも自分が楽しみたいというプレイヤーの方がよい教育ができるとか。そういうところか。
未勝利日記 復活への道のり
未勝利日記復活とは汚名挽回に似た何かなのか。