まず、その前にこの夢の出だしの部分の前提を説明する。 最近のニュースで地方に道路を造るために、道路特定財源を一般財源に入れない ようにというものがあった。道路を造るときは、土地を買収しなければならないので、 純粋に技術的に必要となる金とはケタの違う金が動き、そこに議員や地主や土建屋の うまみがある。一方道路の補修には、そういう大金が動かないのでうまみがない。 大金をかけてつくった道路は、トラックなどが渋滞を避ける抜け道として使われ、 住民が生活に使う道路は補修もされないで荒れていく。
夢は、道路をいかに手間をかけずに維持するかという苦心で始まる。 夢の中では道路の補修は、住民が自分たちの手で行っている。 もう舗装ははげて草が生えているので、主な問題は草刈りの手間を 減らすということである。車などは通れなくても、人や自転車が 通れれば十分という程度に維持できればよいと考えている。
道の周りに生えている木とかを切らずに残して、適度に日陰になるよう にするとあまり草が生えないらしい。それを誰かが説明していて、見ると 確かにあるところは背の低い芝のような草しか生えていなくて、 それならば、草刈りをしなくても通行可能なように維持できそうである。 これならいいなあとか私も思っている。
他にも維持の手間を減らすテクニックがあって、川の堤防が道になっている ところでは、通行の邪魔になる木が生えていても、切り倒さずに邪魔な枝だけ を切るようにすると、残った部分が堤防から川に落ちないような柵になると 説明している。なるほどと思って聴いているが、もうこの場面では道には木 がたくさん生えていて、自転車の通行は無理な状況である。人間が、特に子供が 安全に通れるように、維持しようとしている。
ここで話の流れが変わって、堤防から川に降りていくと、雀が何かの台の上に 留まっている。そして猫がそれに近づいているので、これは猫が雀を狙っている のだなと思ってみていると、猫は台の上に上がって丸くなって眠ってしまう。 雀は逃げてしまったのかと思うと、これもうずくまって一緒に眠っている様子。
これはおかしい、こんなはずはないと思い、どうしてだろうと考えていると、 その台はなにか毛皮のような布で表面が覆われていて、眠ると気持ちよさそうである。 最近の猫は飽食しているから、雀など狙わないのかもしれないし、雀も警戒心が 少ないからなぁ。
気がつくと地面全体に短い毛のようなものが生えていて、河原にはキノコのような ものが群生している。これはキノコの一種のように見えるが、違うような気がする。 しかし、確かめる方法はない。ふと数本を取って、川の中に投げてみると、 ジュッという化学反応があったような音がする。なにか、水と激しく反応している ようである。水と激しく反応するからにはキノコではないと思う。と同時に、 そんなものを手に取るのは危険だと思う。
しかし、水のように見えるものが水ではないという可能性もある。 こんなに大量にあって、水のように見えるものが水ではないとすると、 ここは地球とは本質的に違う場所ではないかと思えてくる。 地面のように思えるものも地球の地面とは異なるもののような気がしてくる。 ソラリスのようなものかと思うが、地面も川もキノコのようなものも安定していて、 異質な感じはするが、不安定に変化する様子はない。猫のようなものも雀のような ものもそのまま眠っているようで、全体に敵意は感じない。落ち着いた感じである。 それにも拘わらず、キノコと水の反応を考えると、自分にとっては危険な場所という 気がする。
昼だと思ったが、太陽だと思っていたものを見てみると、まぶしくてよく見えないが、 どうも山だか建物だか何か障害物よりも、手前にあるように見える。 どうみても手前にある。つまり太陽ではない。
少し歩くと、雪のようなものが薄く地面につもっているところに出た。歩いてみると それは紛れもなく雪を踏んだ感触であり、これは雪だと確信する。
起きているとき以外はずっと寝ています。
気が散ってなかなか仕事が進まない。今はいらないけど、後で必要になる かも知れないものを今のうちに買っておくべきなのだろうが、 残念ながら、そのために必要な予知能力がない。
あることをすっかり忘れていて、直前になって人に手伝いを頼むという 最悪のパターンになってしまったが、少しも反省していないのであった。 俺の仕事じゃないもーん。
よし、今日の課題は風邪をひかないようにすることだ。 それには、もう寝るのが一番。
読んでいたら、夜更かししてしまった。伝記を読むといつも人間って虚しいと思う。 小学生の読書感想文では、偉大な人間の伝記を読んで感動したとかいうようなこと が書かれるようだが、俺は小学校の頃から伝記を読むと決まって人間は虚しいと 感じていた。ように思い出せる。
この伝記を読むとなんか寂しい気分になる。でも、作品にはそれ以上のものが ある。やはり、伝記を読むより作品を読むべきだな。
星新一の伝記を読んだせいで思いついた。 例:官僚の横暴ときたら毒舌に尽くしがたい。
スーパーのレシートを見ていたら、先日食べた干し柿がうまい理由がわかった。 高いじゃん。ええい、仕返しに、今度は中国産甘栗を食ってやる。