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未勝利日記

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2001/05/01(火)

近代麻雀。

近代麻雀購入。どうもオレの場合、負ける第一の理由は精神の弱さのような気がする のでマンガを読んでも強くはならないのだが。

2001/05/02(水)

だんだん仕事がきつくなってきた。

来週は二日くらいで、基本設計書とかを書かねばならないような感じ。 ま、いいか。考えずに書けば速く書けるはずだ。

それより小説を書かねば。

一応書くつもりの小説は、来週の金曜日までに空想小説ワークショップの お題用に一篇。6月15日までに(できれば5月末までに)SF大会創作 講座提出用の原稿を一篇。あと、電撃hpの短編小説賞にも応募できたら いいなと考えている。締切の早い方から書くべきか、重要度の高いものから 書くべきか。というより、引越して以来、小説が書けていないのが問題だ。 と、書いたら小説が書きたくなり、原稿用紙1枚分書いた。はぁはぁ。 1枚書くと集中力が途切れるのだ。日記をアップロードしてから、また 書こうっと。

2001/05/03()

SFセミナー

30分くらいで着くだろうとだらだらして部屋を出たら、神保町で乗り換える時に 間違って半蔵門線に乗りそうになり、時間をロスする。それで、10分くらい遅れて 会場に入る。

最初は池上永一インタビュー。この人は天才かも知れない。言っていることが 理解できないのだ。でも私以外の参加者は理解できるようで、時々笑い 声が上がったりしているのだ。そんななかで一人だけ狐につままれたような 顔をしていたのであった。疎外された気分を味わう。

次はアンソロジーの新世紀。16才の時から、読んだ本のリストをつけているという 中村融氏のマニアぶりが際だっていた。あ、しまったアンケートを出してくるのを 忘れた。オレとしては編者が日本人か外国人かということはどうでもいいこと なのだが。

SFにおけるトランスジェンダー。なんかなぁ。女装というのは表面的な行為だと 思うが、話も表面的な感じ。半分寝ていたけど。リボンの騎士もあれもこれもと 作品名を挙げるが、むしろどう取り扱っているかが問題ではないか。戦闘的な フェミニズムの方がまし。かなりダメな印象を受けた。

SFとのファーストコンタクト。瀬名秀明の準備がよく講演としては大成功。 エンターテイメントとして楽しめた。しかし、瀬名秀明の小説と同じような 構造を持っているように思える。つまり、既知の事実が詳細に提示される 前半と物語が飛躍する後半のつながりがやや弱い気がする。SFファンや ファンでない人がどのくらい本を読むのかということと、SFファンが 「これはSFではない」と言わないことが重要ということの間には つながりはない。もちろん、アンケートの結果をみてもう一度アンケートを とるというのは難しいだろうが。 もちろん、SFファンへの提案として提出されたものは重要だ。

それから、オレは科学書を月に何冊も読んだりしないが、そんなに読まなければ 現代の科学にはついていけないとは思えない。つまり小説は楽しみのために読むので 同じようなものを何冊読んでもいいが、科学書は情報を得るために読むので、 特定の分野については1冊読めば必要な情報の80%は得られると思う。これが一番 いい本だというのが分かっていれば、それ以外の本を読むのは無駄である。 SFを書くためなら1%でも新しい情報があるかもしれないと思って資料を買う ことはあるだろうが、読む上では基本的なことを理解していればいいのだから 2冊も読めばいいし、最新の情報といっても5年くらいは有効だと思う。

いや、科学書でも読んで面白い本はあるし、新しい情報はなくても説明の 仕方がうまいということもある。だからたくさん読んでもいいけど、 そんな少ししか読んでいなくていいのかと言われても。だいたい、ファインマン 物理学を3巻まで買ってあるので(ごく一部しかよんでないけど)これを あと2巻そろえればSFを読む上で必要な物理学の知識はすべてそろうと 思っているのだ。この上に毎月何冊も買うような科学書があるとはとても 思えない。

腹が減ったので浅暮氏など空想小説ワークショップのメンバーでジョナサンに 行く。なんかハンバーグとかがメインみたいだったのに雑炊を頼む。これは 失敗だった。まずくはなかったが、夜に腹がすいて困った。食事の後、8 人で2台のタクシーに分乗してふたき旅館に向かう。8人で2台なのに 5+3 に分かれるのが謎であった。

めずらしくオープニング前に大広間に到着。ほとんど人がいないので驚く。 アンサンブルの会誌とかを購入。ゲストの到着が遅れていてオープニング の開始が遅れるが、終わりは遅れなかった。

最初の企画はヨコジュンのハチャハチャ青春期ライブ版に行く。企画紹介に あったほどヤバいネタが出されたわけではないが、一の日会の様子がよく わかって面白かった。「ハチャハチャ青春記」買おうと思ったのだが、 サインを断るのも悪いと思って買わないのであった。bk1で注文しようと 思う。

次は海外SFアンソロジーの部屋。20世紀SFの目次についてマニアの方々 がツッコミを入れるという企画のようだ。しかし、枚数を完全に把握している 中村融氏の前に、すべてのツッコミはかわされる運命にあるのだった。 でも、枚数や最近マガジンに載ったからというのはいいのだが、それは6巻め のこれと対応しているから入れたというのはちょっとマニアっぽいと思う。 そんな対応読んでも気づかないって。

海外SF同好会アンサンブルの部屋。ネヴュラ賞、ヒューゴ−賞の候補作に ついてあれこれ言う部屋だった。主に東茅子さんがアッシュという長編について 喋っていたような気がする。話題が途絶えると、志村氏が話を振っていた。 志村氏はアンサンブルの名誉会員らしい。それから、蛙男が水をいじめる話 というのを聞いて冬樹蛉氏がそれはいいといっていた。

それからほんとひみつはりまぜスペシャル。うーむ、ずっと同じ部屋にいるような 気がするが、決して動くのが面倒だったわけではない。企画の合間にはトイレとか にも行っているし、トイレからは一番遠い部屋なのだから。

貼雑年譜はすごい。復刻の仕方もすごいが、もとの本自体がすごいと思う。やはり 江戸川乱歩にはパラノイアのけがあったのではないか。オレにはとても買えない 値段だったので、セミナーで見られたのはよかった。眼福眼福。

貼雑年譜を見たので、途中で抜けて徳間デュアル文庫の部屋に行く。この部屋は 少し煙が充満していたので、入口付近で襖を少し開けておいて聞く。徳間の話から 出版界の話、再販制の話など。結構まじめな話になってきたと思ったら、また 徳間の編集者(すみません名前忘れました)が、これからはSFでなくてデュアル。 デュアル文庫、デュアルマガジン、デュアルコミックスを出すといい出す。

もう4時。寝ようかと思ったが、それほど眠くなかったので、大広間へ。そこでは 志村氏が折紙を折っていた。アフサン、あるいは五本指のティラノザウルスを 折っていたのは弟子の人か。冬樹蛉さんが冬樹という酒を飲んでいた。志村氏は 冬樹蛉さんに正四面体を折ってみせたり。なぜか、タイガー手回し計算機が 置いてあり、そこに東大工学部原子力というプレートが貼ってあった。これで 核分裂の計算をしていたのか。それから、冬樹蛉さんが超指向性スピーカーを 使ってどっきりカメラができないかという話をする。天の声が聞こえても信じない という志村氏、いや、自分は信じないが普通の人は信じるでしょうという冬樹蛉さん。 自分を基準に考えなければダメだ、自分が信じないのにどうして他人が信じると 思うのかと詰め寄る志村氏。志村氏が自分を基準に考えているとは思えないのだが。

このころからかなり腹が減って、そこらへんのツマミを漁る。いつのまにか7時くらい になっていたのでエンディングに備えて、部屋から荷物を取ってきたら急に眠くなり 荷物を抱えて居眠りしているうちにエンディングも終わって帰るのであった。 まねきねこSFファンクラブのメンバーとともに大江戸線の駅まで行き、そこで コミッティアに行く阪上さん安田さんと別れたのであった。阪上さんは、5時に 東京駅集合と行っていたが、とても起きられるとは思えないのであった。

2001/05/04()

起きられない。

腹が減っていたので、コンビニに寄って弁当を買って帰る。そういや、昨日でかける 前にバルサンしていたんだっけ。とりあえず、ヤバそうな匂いはしていないが、 しばらく窓を開けておく。それから弁当を食って寝たのであった。

ほうら、起きられなかった。

2001/05/05()

東風荘。

今日は5回打った。うーむ、東風戦は半荘と言えないが何と言ったらいいのやら。 2,2,1,4,1であった。最後の一回は観戦者がエロサイトのURLを書き出したと思ったら、 対戦中の相手まで変なURLを書き出したので、狙ってやれと思ったら、見事に狙い撃ち 成功してしまった。別に高度なテクニックではなく、こいつがマンズばかり切ってる から、マンズ待ちという程度なのだが、それでもハマってしまったのだ。そしたら、 満貫にも行かないのに、当たった奴は抜けてコンピュータ代打ちになってしまった。 代打ち相手ははつまらない。

生姜砂糖漬

いまはまっている食べ物である。これが実にそのままの生姜の味がするのである。 生姜はもともと好きなのだが、さすがにそのままでは大量には食えないのだが、 この砂糖漬だとすぐに一袋食べてしまう。

2001/05/06()

東風荘。

今日は、1,3,3,3,4。ダメじゃん。1600割りそう。

小説の書き方を忘れた。

とりあえず、次回の空想小説ワークショップ提出の原稿を書いているのだが、 これがリアリティのない夢の話を書こうと思ったら、もうほんとうにリアリティ のないものになりつつある。何か小説の基本原則を破っているような感じが するのである。小学生の作文以下になってしまう気がするが、こういう感じでも、 小説を読み慣れた読者を驚かすことは出来るかも。いや、実験しているわけでは なく、夢の感じをどうやったら再現できるかと考えて書いているのだが、やはり 再現は出来ていないで、なにか別のものになってしまったのだ。

2001/05/07(月)

なんか忙しい。

おかしいなぁ。オレの計算だともっと楽な仕事のはずなのだが、なぜか忙しいらしい のであった。

薬が切れた。

ゴールデンウィーク前に医者に行き忘れて、ぜんそくの薬が切れている。今朝、 行こうかと思ったが、混んでいるような気がしたのと少し遅くなったので、 帰りに行こうと思ったのだ。結構遅くまでやっている医者なので間に合うと 思ったのだが、仕事が遅くなって間に合わなかった。明日の朝行こう。

2001/05/08(火)

忙しい。

いや、こまった。日記を書く暇もない。

2001/05/09(水)

まだ忙しい。

まだ日記を書く暇がない。まだ、一ヶ月ちょっとなのにもうやめたいと思う。

2001/05/10(木)

体重と残業。

体重と残業は似ていると思う。美を測る基準として体重(の低さ)がまったく 不適当であることはわかりきっているし。残業する人が優秀な人とは限らない ことも(むしろその反対であることも)分かっているはずだが、じゃあ、それ以外の 基準はどうかというと、非常に判定の難しい基準になるだろう。体重や残業の量は 馬鹿でもわかるから、不適切でもまかりとおるのだ。あ、視聴率もそうか。

しかし

しかし今日は腹の調子が悪くて帰ることにしたのであった。ああ、眠い。


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