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東風荘に行っていた以外は記憶にない。はあ。
緊張するなぁ。腹が下らなければいいが。さっさと仕事をこなして小説もかかねば ならんのだ。それなのになぜ東風荘に行くのか。
新しい仕事の初出勤。職場が近いのはいい。それからフレックスなのも、ネクタイ なしでいいのも。しかし、ネクタイなしでいいとは知らず、白いワイシャツを何枚 も買ってしまったよ。白いシャツでネクタイなしはあまり似合わないような。 というか、ジーパンならあるがネクタイはしないけどある程度はちゃんとした服 っていうのを持ってないのだ。それから、完全フレックスなのはいいが、今日みたいに 最初でまだやる仕事がないときは、だらだらと残っているわけにもいかず、さっさと 帰ることになる。今日の労働時間6時間。いや、それはいいけど、俺の場合、 あとで頑張って回復したりせずに、このまま低労働時間で行ってしまいそうな気 もする。いや、フレックスでもトータルの時間は守らにゃならんのだとは思うが。 で、5時で帰って服を買いに池袋に行ったのだが、どうも気に入った服がなく、 結局買わずに戻る。こまった、こまった。家に帰ってから、ユニクロの店を検索 して池袋にあったことがわかったが、もうめんどうなので買いに行くのはまた 明日だな。とりあえず、近くのジーンズショップでジーンズじゃないけど 綿みたいなパンツを購入。
今いっているところはフレックスでノータイとは書いた。それだけではない。 2リットルのペットボトルが二本机の上にどんと置いてあるのだ。最初、なにか と思ったが、これが災害時の持ち出し品であった。その他に非常持ち出し袋という のがあったので中を覗いたら、また同じペットボトルが一本入っていた。あと、 缶詰。
それから、机の上に携帯電話が置いてあり、これは内線代わりに使うものだという。 会議の時とかはそれを持って会議室に入ることになっているらしい。会議の邪魔には なるが取り次ぐ必要がないのはいいかも。
喫煙場所がちゃんと喫煙室になっているのも評価できる。(でも、喫煙室のドアの 開け閉めの時に煙が漏れてるけど)
ところが、UNIXの方の環境はあまり整っていない。emacs がなくて vi なのはまだ 苦にならないが、less がないのと shell に行編集がないのがつらい。man も表示 されないし。less だけでもこっそり入れるかなぁ。で、今日は業務用 cshell スクリプトの修正作業をしていたのだが、これが実に私の弱点なのだ。だって、 shell スクリプト書くより awk や perl を使ってきたから。
きのう作ったプログラムは間違いだらけだった。いやー、まいった、まいった。 しかしシェルのプログラムはエラーチェックばかりで鬱陶しい。ふつうエラー チェックは一つのサブルーチンにまとめるのに。それが出来ないからいっそう。 そういや、なんとかいったシェルは関数が使えてシェルプログラム向きだとか 聞いたけど、なんだったけ。 ま、どうせいまの職場じゃ使えないけど。もしかして、シェル用のlintがどこか にあるかな? ありそうな気がしてきた。日記をuploadしたら捜してみよう。
それはともかくコンパイラがチェックしてくれない分、人が見るということで コードレビューというやつで私の間違いが見つかったのであった。いや、コード レビューもいいんだけど、コンパイラの代わりよりは高度なことが出来ないものか。
職住接近。昼休みに郵便局に行ったので、職場の人とは別行動になりコンビニで パンを買って部屋に戻って「笑っていいとも」を見ながら食べる。こういうのは けっこういいな。この部屋がもっと広くて、静かだったらなおのこと。
「サトラレ」このマンガのいちばんつまらないのは表紙。ストーリーはかなりいい。 ベタな気もするが。ヒロインも結構かわいい。しかし、実は年がけっこういっている のではないか。
「SF/フェチ・スナッチャー」主人公はかわいいけど、 ネタ的にSF心にこないなぁ。 なかなか不条理日記のようにはいかない。ってあたりまえですか。
仕事中すごく眠かった。寝てしまわなかったとは思うのだが、ふと気づくと意識が とんでいたり、読んでいたマニュアルの文字に色が付いていたり、キーボードの 一つ一つのキーの角が赤く光って見えたりした。
で眠気覚ましに、awk のプログラムを作った。うーん、導入されているソフトのうち 唯一役に立つものという気がしたので。しかし、lex も使えることが分かったので 明日暇だったら lex で書いてみよう。いや、lex は使ったことないんだけど、本を 持ってるから。なにしろ、この職場では man が使えないので、本をもってないと どうしようもない。
そろそろ書かねばやばいSF大会の創作講座用の原稿、なんとか一行書く。完成作品を 読むとこんな印象を受けるというイメージはあるのだが。本当に読者がそんな印象を 受けるとすれば傑作だということになるのではないか。どうやってそのイメージを 読者の中に形成すればいいのか。私の中にある少年の心がうまく発揮できれば、 「起」の部分は書けるはずなのだが。
仕事で使うメールアドレスが出来た。仕事関係の依頼とかは隣の席の人に対しても メールで行うようになっているのだ。これはいい。
PL/SQL でとまどう。以前にも Oracle は使ったことがあったので仕事を紹介して もらう時の経歴書にそう書いたのだ。が、その時使ったのは普通のSQLの部分だけで、 PL の部分は使わなかった。というか使用禁止だったのだ。それにCに埋めこみだった ので sqlplus もデバッグで結果をちょっと見るくらいしか使っていない。しかし、 ここの職場での仕事はほとんど PL/SQL か csh スクリプトである。これからあわてて PL/SQL を覚えねば。
いや、前からおかしいんだけど。朝、服と本を買いに池袋に行ったのだが、 出かける時、ユニクロの店の位置を印刷した紙を忘れた。エレベータに行く途中で それに気づいて取りに戻ったが、その紙を捜している間にキャッシュカードの 入ったカード入れを椅子の上に置き忘れた。それに気づいたのが、駅前の銀行で また家に戻って取ってきた。
ユニクロでシャツを買ってレジに行く途中で長袖が欲しいのに半袖を取ってしまった と気づき、戻って長袖を選び直したつもりが、レジで「これは半袖ですが、 いいですか?」と聞かれる。どうやら、最初に選んだのが長袖だったもよう。 もう一度最初のを持ってレジに並ぶ。
リブロでPL/SQLの本を買う。bk1でも買ったのだが、それはシリーズが三冊出ていて、 やはり基礎編を買わねばと思ったのだ。応用編と基礎編が並んでいるのを見て、 基礎編を手に取り、それからrubyの本がたくさん出ているなぁ。アスキーだけ じゃなくオライリーからもでているのかとか思い、256シリーズのを一冊買い、 情報処理技術者試験の本を買い、竹内郁雄という名が目に入って、誰だっけと 思い、「ゲームプログラミング」という本を買う。
それからマンガのフロアに行って、「ジャングルはいつもハレのちグゥ」を買う。 家に帰って、マンガを読み、PL/SQLの本を見てみるとなぜか基礎編ではなく、 昨日bk1から届いたOracle8編だった。あれ?、間違って昨日の本を手にとって しまったかと思ったが、2冊並べてみるとまったく同じ本であった。
おかしいなぁ。今日リブロにいった目的は「基礎編」を買うことだったのに、 なぜ同じ本を買ってしまったのか。ボケが来たのだろうか。うーむ、なんだか 脳に器質的な障害があるような気がするが。そういや、こないだ「宛名だけ 書いてあって、裏は白い葉書が来た」というメールをもらった。これもひどい ボケだ。なんだか、自分に自信が持てない。
というところまで書いて、SF大会実行委員会に手紙を出さねばと思い出し、 手紙を書いたのだが、切手が見つからない。それも実行委員会の宛名を見る ために ぷちプログレスを捜した時は確かに切手の入った透明な袋を目にした のだが、今はどう捜してもその袋が見つからないのだ。宛名を書いている わずかな時間に消えてしまったのだ。
むかし、「プログラマー30歳定年説」とか「35歳定年説」というのがあったが、 あれはプログラミングは難しいので年をとると出来ないという意味ではなく、 プログラミングをしていると脳が早く劣化するという意味だったのだろうか。 なんだかもうボロボロである。
以前に日記に「さるのおいしゃさんとへびのかんごふさん」と書いたらしい。 「さるのおいしゃさんとへびのかんごふさん」を捜しているが、俺のページ しか検索できなかったというメールが来たのだ。ちょうど今日は花見だったので、 作者の穂高順也氏に聞いてみて、自分が題名を勘違いしていたことが分かった。 いや、でも「かんごふさん」の相手役は「おいしゃさん」だと思うのだが。
って言い出したのは尾山さんであって、私ではない。私はパチンコもパチスロも やらないから。11時20分くらいに「空想小説ワークショップ10周年記念講演」 の会場に行くと、尾山さんから「ちょうどよかった」とか言われて受付を交代 させられる。買物に行くらしい。
で適当に受付に座っている。そのうち、最近は折紙で有名なS村氏が来て、 座ったらと言ったのに、ワークショップ受講生ではないと遠慮したのか受付 をしてくれた。私が呼んだYoGa氏も来てくれた。そのうち講演が始まるが、 途中から来る人もいたりして満席状態。その上、無料の講演なのに烏龍茶と ミニドラ焼きがついていた。
講演では空想小説ワークショップの出来た時の話とか、川又千秋氏の最初の架空戦記 の話とか、久美沙織氏の人生訓?とか。久美沙織氏は講師の席にはついていなかった が実際にはほぼ講師状態で、講師が一人増えてお得ですというかんじ。
そうそう、小説を書くきっかけは何かということもありました。 川又千秋氏は確か「呼んだ本に不満で、自分ならもっとうまく書けると 思ったから」。久美沙織氏は「大人が書いた少女小説に古さを感じたから」。 その後、来ていた新人作家にも聞いた。結婚して暇になったからといったのは 矢彦澤典子氏。 浅暮三文氏は「文壇に一石を投じたい」とか言ってました。冗談を言わないと 気がすまないのだろうか。深堀骨氏は「友だちと電話で馬鹿な話をしている時に、 友だちから、そんな変なこというだけじゃただの変な人だから、 作家になるしかないだろうと言われたから」。童話作家の穂高順也氏は「保育園の 子供に読み聞かせるのによい話がなかったから」
講演の後、花見に向かう。結構花は残っていて、花びらが舞い散るかんじがよい。 花見の席にはN村氏がなぜかガンダム辞典を持ってきていた。うーん、分厚い。 しかし、折紙を折る台を捜していたS村氏を私がそそのかした結果、ガンダム辞典 は折紙を折る台にされてしまったのであった。
食べ物が多くて酒が少ない花見であった。にもかかわらず、かなり酔ってしまい 仰向けに寝てしまった。仰向けに寝ると桜がよく見える。しばらく寝ていたのだが、 なんだか気持ち悪くなってきたので、帰ることにした。きっと、このあと面白いこと があるに違いないと思いながら。
いい。いいですよ。うん、やはりニューウェーブは偉大だったのだ。
昨日の花見のときに、風野氏からSFセミナーの瀬名秀明のアンケートは俺が最初の 回答者だと聞いた。誰かの日記を見てリンク先に行ってオンラインのまま書いた いい加減な回答が最初の回答になってしまったとは。
しかし、風野氏が話しかけてきた時は先日の日記 で書いた頭がおかしい症状について、それは脳梅毒ですとか言われるかと思ったので あった。
昨日の講演で久美沙織氏が言っていた条件づけの話は、「チーズはどこへ消えた」 なんかよりよほどビジネスの役に立つ話だと思う。いや、人生全般に役に立つのだ。 もちろん、私の筆力では久美氏の話術をうまく再現できないのだが、 なにしろビジネスに役立つ話なので、全国のビジネスマンのために、 ここに思い出せる限り書いてみようと思う。
犬に棒を投げて取ってこいって言っても、馬鹿な犬だとなかなか持って来ない。 ようやく持ってきても、なんでもっと早く持って来なかったんだと怒っちゃう。 でも、それだと、犬はせっかく持ってきたのに怒られたので、次からはもっと 持って来なくなってしまう。それじゃいけない。どんなに遅くなっても、戻って きたらよくやったと誉めてやらなければならない。だんなさんが、夜遅く帰って くると、どうして遅くなったのよと言いたくなるけれど、それじゃいけない。 そう言われると、帰りたくなくなるから。よく戻ってきてくれました、帰って 来なかったらどうしようかと思っていたと言った方がいい。心にもないことを 言えといっているのではない。そういう気持ちもあるはず。そう言われれば、 だんなも早く帰る気になる。どんなに嫌な人でもどこかいいところがあるから、 そこを見つけて誉めてやると、そういう人は人から誉められたりしたことがないから、 少し誉めてもすごく喜んでくれて、僕のことを分かってくれるのはこの人しかいないと 思いこんで尽くしてくれる。編集者とかだとその人がかかわった他の作家の本の出来を 誉めたりすると、そんなこと滅多に言われないからすごく喜んでくれる。
ここで川又千秋氏が、「しかしそれにはひとつだけ欠点があって、 嫌な編集者とつきあわなければならなくなる」と言うと、
他の人にはどんなに嫌な人でもいいのよ。いやなところは他の人に対して出し切って くれても、あたしにだけよくしてくれればいい。なにしろ、その人にとっては、 その人を分かって評価してくれるのはあたしだけなんだから。
うーん、なんだかかなり雰囲気が違う気がするが。
今日は仕事中に、「csh とか PL/SQL とかバリバリですか?」と聞かれる。 いやぁ、csh スクリプトみたいなのは使いたくないし、 PL/SQL は Oracle 固有だからなぁ。言わなかったけど。しかし、csh と PL/SQL があまり得意でないというので3ヶ月で切られると、得意になる暇すらない。
本屋でぼけーと歩いていたら、メフィストが目に入った。また、京極夏彦とか 書いているのかと思って表紙の著者名を見てみたら、小野不由美とあるではないか。 ミステリーだろうとは思ったのだが、ちょっと立ち読みしてみると「十二国記」 と書いてある。とりあえず、購入。
才国の話。なんかあまり面白くないような気もしたが、それでも王の選定に関して 結構重大なことが、さりげなく書かれているような。登場人物のうち若いのは 麒麟だけというのも。いや、話自体が結構つらいものなのだ。失道ですからねぇ。 もっとも、これまで失道については先王が失道してというようにしか書かれて いなかったが、今回は失道の真っ最中。
全部の国について書くだけでなく、システムとして起こることも全部書こうとして いるのかもしれない。短編ひとつだけじゃなく、今後も続けて短編を書くのであろう と思うと、メフィストも見逃せない。いままでは見事に見逃していた雑誌だが。 小野不由美だけでなく田中啓文も書いているし、これで田中哲弥が書いてくれれば、 言うことはない。
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