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新潮OH!文庫が本屋に並んでいたのでその中からこの一冊を選んだ。 いしかわじゅんという名前を目にしたのは吾妻ひでおのマンガの 中で「いしかわじゅんのラブコメ」と書かれていたのが最初。 その後、なんとなく頭にいしかわじゅんという名前が残っていて、 本屋でそのマンガを見かけたので読んでみたら結構面白かった。 もう題名は忘れたけれど００７のパロディかなにかだったと思う。 面白かったものの他の作品を捜して読むほどではないと思っていたら、 その後作品を読まなくなった。捜さないとなかなか出会えないのである。 それからいしかわじゅんがマンガについて何か言っていると聞いたが、 捜して読もうとは思わなかった。そしてついに、新潮OH!文庫で出会った わけである。
この本は結構面白い。もっと癖のある文章かと思ったが読んでみると、 抑えた文章でいいかんじである。マンガの面白さを伝えるのに 面白すぎる文章でかかれるとマンガのほうの印象が薄くなるのである。 そうなっていないのは素晴らしい。それにやはりマンガが好きだということが 伝わってくる。
以前に発見しそこねたバイト先データの不整合をついに発見。 これは前にバグのあるプログラムを走らせた結果発生してしまったのだが、 その後しばらく発見できなかったのだ。なにしろ、通常の業務には なんの影響もないので。ま、とにかく、データは見つかったので 後は修正用のプログラムを作って修正するだけである。
風野さんの数学クイズは難しい。とりあえず、ピーターの聞いた 積の素因数の最大のものは2500以下だとわかったくらい。 たぶんパソコンで計算しても組み合わせが多いので簡単にはいかないと 思う。デヴィッドにはわからないということは読者にもわからないという ことなのだから。ラマヌジャンなら即答できるかもしれないが。
この問題で思い出したのだが、抜き打ちテストのパラドックスの解説の 中には「推論の結果知ったこと」は普通の「知っている」とは違うという 説があった。その説ではこの数学クイズのようなクイズは不可能に なってしまう。
ヒラノマドカさんの日記を読んで、そういえば、ハイぺリオンは 途中で挫折していたなぁと思い出し、どんな話だったかと買ってあった 遥かなる地平のハイぺリオンのところを読んでみた。私はすけべな宇宙飛行士 が処女を誘惑する話の最初のほうで挫折したのでだいたいは読んでいるはずなのだが、 細かい話に目を奪われて全体の流れを掴んでいなかったのか、遥かなる地平のほうの 解説を読んでもそんな話だったっけ？という気がしただけだった。
途中で挫折したのはもちろんその話が嫌だったのもあるが、 こんなうまい作家にそんな話を書かれるのは嫌だと思ったからでもある。 あざといというのだろうか、あざというという意味をもう一つよくわからないのだが、 とにかく、ダン・シモンズがうまいのはそれまでの話でよくわかったし、 この話も読めば泣けるということはもう読まなくてもわかってしまったので 読みたくなくなったのだ。とにかくすごく嫌になって読みやめた。なんだか 自分の感情を作者に好き勝手に弄ばれてしまうような気がしたのだ。 別の言い方をすると、ここまでうまさを見せつけられるとイヤラシーと 感じてしまうのだ。好きな話ならいいけど、嫌いなタイプの話で感動させられては たまらない。
昨日発見されたデータの不整合は本日修復された。
帰りの電車で居眠りしていたら乗越した。
出来ないといってあきらめた短編は、昨日の日記をかいてからなんとか書いた。 それは今回あきらめても次回に出来るという確信が持てなかったから。というか、 今回出来なかったらもう永久にできないような気がしたので。といっても、 ３枚書いてあったところに５枚書き足して８枚という短いもので、読み直すのも 恐いような作品なのである。それを書いてからTeXにかけようとしたのだが、 パソコンを新しくしてからTeX用の環境を作っていなかったのでエラーになって しまった。今回はワードでもいいやと思ってワードで縦書き二段組みの袋とじ をしようとしたが、プレビューで見るかぎりでは、縦書きで二段組みにはなるが、 それを袋とじにしようとするといきなり冗談になるようだ。ワード2000なのに。 仕方がないので、TeXの環境を作り、印刷出来るようにしておいて朝印刷した。
その前に、リブロに寄って本を眺めていると誰かがぶつかって済みませんとあやまった のでそっちを見るとワークショップで一緒のＫさん（仮名）であった。 なんか捜しているんですかと聞くのでいや見てるだけと答えると、あたしも 見ているだけだったはずなのに７千円も買っちゃってと言っていた。それで勇気を 得て「風の万里黎明の空」と「イティハーサ６」と「マンスリープラネット」と 「おたんこナース４、５」を買う。十二国記はあと一回出ると次は新作であり 楽しみだ。一方、イティハーサは残り１巻で終わってしまう。
空想小説ワークショップは見学者が二名いるほかはいつものメンバーであった。 自己紹介したり、竜の絵を見て何か書いたり。いや、竜に向かって自己紹介すると いう文章を書くのだが、自己紹介したばかりなのでなかなか書きにくい。あ、今、 もっといい設定を思いついた。竜に原稿を書いてもらうという設定にすれば もう少し自己紹介らしいものが出来たのだ。ま、だいたい似たような設定では あるのだが。自分のどの側面を紹介するかということを最初に考えれば思いついた かも知れないのに、残念。
ワークショップの後飲みに行き、夜中に帰ったら、印刷マニュアルが届いていた。 今年の３月くらいに請求したのだが、切れていて作りなおしているところなので 遅くなるという連絡があったもの。もう別の印刷屋で印刷してしまったので、 不要なのだ。しかし、半年以上も遅れただけあって出来は非常によい。でも、 来年こっちに頼むかというとそうはならないであろう。毎年印刷屋を変えるのは こちらもめんどうだから。それに今年利用した印刷屋からはお中元をもらったし。
せっかく帰ってからメモをしたのに昨日の日記に書くのを忘れたことがある。 酔っぱらって帰って来てコンビニに寄ったのだ。だから、今日のこととも いえるので書く。ampmで若い男がこう言っているのを耳にした。 「でもオレえらいから、７本くらいしか飲んでないしー」 その男はampmの制服を着ていなかったが、話している相手はレジの ところにいるampmの制服を着たアルバイトであった。別の時間の バイトではないかと思った。
その話を聞いて思い出したことがある。去年のことだが、このampmで こすって当たりがでるスピードくじをやっていて、 １回缶コーヒーが当たった。 そのあとで店長がレジにいた時にやはりスピードくじを店長が渡してくれたのだが、 店長は「いつも利用していただいているから当たりくじをあげますよ」と 言ってクジを渡し、それは実際に当たりだったのだ。その店長は他の店に 移ったのかいまはいないのだが。
ところで、ampmはいまもちょうどスピードくじをやっているのだが、 これが全然当たらないのだ。いや、はずれはなくてはずれに相当するものが でたら三枚あつめて葉書で応募とかいうのだが、葉書代もかかるし、事実上の 外れであろう。当たりでもジュースが１本くらいのたいした景品ではないのだから、 当たる確率は結構高いはずなのに、たぶん２０回はクジをもらっているのに 一回も当たらないのだ。
ヒラノマドカさんに反応された。おとといの日記のハイぺリオンについて。 小説の感想についてはひどいことを書くオレでもネタばらしはしないように しているくらいだから、ネタバラシがいいことだとは思わない。しかし、 本人じゃあ仕方がないのでは。ハイぺリオンについてはハードカバーなのに 読んだのは人に勧められたからで、その時にも、没落まで読むと完結していて いいと言われていたので没落まで読もうという気はあったのだが……。 やはりオレは恋愛系のネタがよほど嫌いらしい。文庫になったら、没落だけ 読むということも考えてはいる。
今度からマンガの感想も書くことにした。ＳＦマガジンで最初か、 ２番目に読むのが横山えいじのページだ。何年もの間、 ずーと同じようなマンガを描いているのかと思ったら、 そうでもなかったようだ。 そう、このマンスリープラネットはその後のものより少しだけ 面白みが足りない気がする。やはりうまくなっているのだ。すごいぞ、 横山えいじ。 関係ないが、早川書房はマンガも小説もJAに入れているが、 損をしているのではないだろうか。書店でマンガ文庫が並んでいるところに 混ぜてもらえればもっと売れるだろうに。 リブロではJAのマンガはマンガ文庫のところに あったが、良文堂では早川文庫のところにある。
やはり佐々木倫子は面白い。はやくも、他に言うことがない。 この種の笑いは好きだ。 関係ないけど、佐々木潤子も好きです。
あと一巻で終わってしまう。そしたら全部まとめて読み返そう。 とにかくこれは早川で出してくれてよかった。そうでなかったら、 読み逃していたかも。いや、星雲賞を取ったから読んだかなぁ。 しかしあの子が孫悟空だったとは……。沙悟浄はあの子でいいとしても、 猪八戒は誰だろう。
やはり土曜日がバイトだと影響がある。昨日洗濯出来なかったので、 今日洗濯したが、明日までに乾くだろうか。そして、降りそうだった雨が 降り始めたので乾いていない洗濯物を室内に移し、昼寝をした。 降りそうなままでは昼寝が出来ないから。
最近またスパムが増えている。しかも最近のスパムは同じような宛て先で来る。 共通点があるのだ。おかげで対策が楽かもしれない。面倒なので、 放っておいてもいいのだが、増え続けると困るので一応対策をしようと決意する。 と思ってよく見たら、 （それまではまともに見ていなかったのだ）。金儲けメーリングリストかなんかに 加入していることになっているではないか。誰かが勝手に私のメールアドレスで 加入したのだ。メールを使っていたずらする人は最初は無知からか自分の メールアドレスがバレてしまうようないたずらをするのだが、その後、 やめるか、それともバレないようにするかという二つの道を選ぶことになる と思われる。後者の場合はさっさと引導を渡してやったほうがいいと思うのだが。
バイト先でスタンドアロンだったカラープリンタにプリンタサーバーを 繋ぎネットワーク経由で印刷出来るようにする。作業は特に問題はなかった。 ただし、LANケーブルが不足していたため、一時的にＳＵＮの場所を動かした。 これが重かった。
いつの間にかデアボリカを購入したようである。これをプレイ、結構面白いが、 操作性はもう一つ。選択肢は戦闘時のみでいいと思う。 物語は結構引き込まれるみたいだ、日記を書きわすれたくらいだから。
駅のトイレには行かずにすんだものの、バイト先までは持ちそうもなく、 公園のトイレに入る。しかし、以前は毎日のように駅のトイレに駆け込んで いたことを考えれば、たまに公園のトイレに入るくらいは我慢せねば。
私は最近、魔物が好きで先日あわてて書き上げた作品にも魔物が登場する。 どうしてこう魔物が好きかというと彼らは優れた生き物ではないから。 人間はどんなだめ人間でも人間であるというだけで他の生物よりも優れている と考えられる。いやそういう立場がある。たぶん、人間という生き物は 優れているのだろう。権利とか愛とかそういうものがあるから。しかし、 優れていると考える立場に立つと、現実の人間は必ずしも理想的な行動は していないことに気づく。それで人間は優れていないという立場を取るとする。 しかし、そうすると現実をそのまま認めることになるだけでなく、奴隷や 虐待も認めることになってしまう。魔物ならそんなことを考えなくてもいい。
なんか雑誌を読みわすれていると思ったら、近代麻雀を読んでいなかった。 で、購入してバードなどを読む。バードは期待していたのに、ネタがアレとは がっかり。私はそのネタが嫌いなのだ。コナンでもよく使われるけれど、 思ったようには操れないと思う。だいたいクロースアップじゃ見えちゃうよ。
最後の方で、薹霊の説明とかが少し鬱陶しい気がした。話としてはよかった。 やや食い足りない気もするが。
今日も腹具合がもう一つだった。夕方になると腹がいたかった。
日記を書きはじめてからだいたい一年。これまで日記など一月も続けたこと なかったのに。やはり、他人に見られることが重要だと思う。ところで、 国勢調査はまだ来ない。
何か悪いものを食べたのではという考えはたぶん正しい。 明日からはうどんを食べることにしよう。
髪の毛がなくなる夢をみた。初めは髭を剃っていてモミアゲの下のほうを 剃っていて、ふと見るとモミアゲの上に髪がなく、ただモミアゲだけが あるのだ。いつのまにこんなに禿げたのかなあとよく見るとほとんど頭の てっぺんまでつるつるとしている。
今日は腹具合は良好であった。やはり、朝飯が悪かったのか。 腹具合とは関係ないが、今朝見た夢は、派遣プログラマーとして 頭の悪そうな高校に、コンピュータの授業の助手をしに行くという もの。夢の中でも、学校が派遣プログラマーを依頼するかなぁとか 思っている。でも、金さえもらえりゃいいかとか考えている。
風の大地ももう面白くないし、浮浪雲はここ数回読んでいないが、 甲斐せんせいや壁ぎわ税務官、田宮が来るなどは面白い。MONSTERと 龍はもちろん面白いのだが、MONSTERはここしばらくクライマックスかと 思って読んでいるのになかなか頂上が見えないのでちょっとじれている。 これはたぶんコミックスでまとめて読めば問題ないのだろうが。
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