戦時、または戦争前夜、あるいは軍事政権下などで、親が子供や家族や自分自身を守るためには、自分の子供を士官にするのがよいであろう。実際、オレに子供がいたら、士官を目指すように言う。特に、徴兵制があるなら、いつ徴兵されるかとビクビクするよりは最初から士官を目指した方がいいじゃないか。
というようなことを多くの親が考えるので、士官学校の入学志望者が増えるであろう。そうすると、士官学校への進学率の高い学校の人気が高まるであろう。実際には、防衛大学卒業後、幹部候補生学校に入学するので、直接士官学校に入学するわけではないが、防衛大学入学時にすでに幹部候補生候補ともいうべき選抜が行われているという設定も十分説得力がある。
というわけで、この物語は、近未来の日本で、士官学校への抜群の入学率を誇る中高一貫教育の名門男子校を舞台に、軍閥や財閥の子弟に混じって入学した一般国民の息子がお兄様方とアレやコレやの恋の駆け引きを展開するボーイズラブ小説である。
感情の豊かな人はよく怒る。
未勝利日記 復活への道のり
未勝利日記復活とは汚名挽回に似た何かなのか。