これはいままで読んだ麻城ゆうの中で一番良い。なんと言っても人間らしい人間が登場しないのがいい。作者が自分の特性を理解しているのか、それとも無意識なのかわからないが、人間が登場しない作品においてこの作者の特性は最大限に発揮されるのだ。
一応人間ということになっているキャラは何人かいるけど、特殊なので人間的な考え方をしないのも頷ける。そして、最終巻の後半で展開されるまるでミステリの名探偵が謎解きをするような長広舌もこの作品世界に合っているような気がする。
しかし、それとは関係ないけど、ウィングスって対象読者は腐女子だよね。それにしてはソレっぽい描写が物足りないと思うのだが。もしかしたら、腐女子予備軍をつくるためのレーベルなのか。
未勝利日記 復活への道のり
未勝利日記復活とは汚名挽回に似た何かなのか。