戦時、または戦争前夜、あるいは軍事政権下などで、親が子供や家族や自分自身を 守るためには、自分の子供を士官にするのがよいであろう。実際、オレに子供が いたら、士官を目指すように言う。特に、徴兵制があるなら、いつ徴兵されるか とビクビクするよりは最初から士官を目指した方がいいじゃないか。
というようなことを多くの親が考えるので、士官学校の入学志望者が増えるであろう。 そうすると、士官学校への進学率の高い学校の人気が高まるであろう。 実際には、防衛大学卒業後、幹部候補生学校に入学するので、直接士官学校に 入学するわけではないが、防衛大学入学時にすでに幹部候補生候補ともいうべき 選抜が行われているという設定も十分説得力がある。
というわけで、この物語は、近未来の日本で、士官学校への抜群の入学率を 誇る中高一貫教育の名門男子校を舞台に、軍閥や財閥の子弟に混じって入学 した一般国民の息子がお兄様方とアレやコレやの恋の駆け引きを展開する ボーイズラブ小説である。
感情の豊かな人はよく怒る。
杉並太郎でググっても自分の名前が、検索トップでなくなってしまった。 サイト引越の影響ですな。 未勝利日記でググっても、古いサイトの方が上だし。 その代わり、本名でググるとトップに来るようになってしまった。 なんだか、いやーん。いやいやいやーん、いやいやーん。
ファンタジーノベル大賞を受賞した時に話題になったのも知っているし、 最初に文庫化されたときもそのことを耳にしたし、評判がよいのも知っていた のだが、これまで読んでいなかったのである。何故かというと、やはり小説は 写真とは切り離して存在するべきものだと思っていたからである。まあ、 あまり評判が良すぎると嫉妬してしまうというのも理由ではあるが。
で、今回の文庫化ではすべての写真が掲載されている完全版だというのだが、 おれはこの作品は、写真とは不可分ではないと思う。つまり、写真なしでも 成立すると思う。それどころか、鉄塔なしでも成立すると思う。いや、これは 傑作ですよ。人間の持つ本質的な部分に触れるものがある。それは、オタク心 に似ているが、いっそう根源的なものだとオレは思うのだ。
それをここで名付けるとすると、「帰納本能」とでも呼ぶべきものである。 (注:帰納という言葉も、本能という言葉も正確ではないのだが、しかしこれを 帰納本能以外の名で呼ぶことは、オレには考えもつかない)
写真も鉄塔もいらないと書いたが、小説である必要性もないのかもしれない。 小説にとって省略は重要な技法あるいは要素なのだが、この小説には鉄塔の 省略がない。他の人が書けば、必ず途中で省略するだろう。しかし、途中に 省略があったのでは、帰納本能は満足しないのである。
というように素晴らしいのだが、帰納本能の満足という点から言うと、 このラストはちょっと不満である。だからといって、自分でこの手のものを 書くことはとうてい無理である。つまり、百近い数列について、省略なしで 記述することなど、オレは無理。だが、そこが重要なのだ。
安かったので、小さいミカンを買った。う、うまいじゃないか。 こっちに引っ越してから、買い物は主に近所のスーパーなのだが、 果物は欲しいものがなくて困ることが多かった。地域性なのか、 単にそのスーパーの品揃えなのかわからないけど、プラムはソルダムがないし、 柿は平無核がない。
だが、この小玉みかんはいい。ちょっと皮が剥きにくいけど。 そして、うまいと言っても、普通のサイズのうまいみかんと同程度なので、 たぶん今後値上がりすることもないだろう。
なんか変。喘息のごく軽い発作かと思ったけど、喘鳴もしていないし。 気管支拡張剤を使ってもあまり変化がないし。そんなに苦しいわけでもないが、 寝ていると、なんか呼吸法を間違えているような気がするのである。 呼吸が無意識にならない。いや、意識していないと呼吸できないというわけ ではないのだが、うーむ、どこか変。
寒いのかと思ったけど、そんなに寒さは感じない。おかしい。 起きている方が楽という意味では、喘息の発作に近い。 さすがに、起きているときは他に意識すべきことがあるから、 呼吸には意識はいかないのだ。
なんつーか、重力が1%くらい増加してるんじゃないかという気がする。
会社勤めは苦労が絶えないが、じゃあ自営業は楽かというと、自営とは世を欺く 仮の姿、その実態は親仕えだったりするわけである。上司とは会社だけの関係だが、 親とは一日中一緒にいるわけだから、こりゃあもう大変な苦痛なのである。 その上、会社の上司は労働三法の概略くらいは知っているものだし、 身についているかどうかはともかく、部下管理法の研修くらいは受けているはずである。
バグ報告があったが、再現できなかった。3台のパソコンで三つのOSで実行したが 再現しない。うーん、くやしい。「再現性なし」という回答はしたくないんだよね。 自分がそういう回答されると腹が立つから。もしや、前のバージョンのバグかと 思い古いバージョンでも試してみたが、やはり再現しない。
と思ったら、英文メールをちゃんと読んでいなかった。なーんだ、バグが出るのは オレのプログラムじゃなくて、バグ解決のヒントになるかもしれないことを教えて くれというメールだったのだ。ちゃんと読め、なんでも自分のバグだと思うな>オレ。
今日は何か重大なことを忘れていて、そして指摘されてああそんなことを 言われたような気もするなと思い出した。 が、やっぱり他人事なので、どうでもいいのであった。
今日はヤングガンガンを購入。いま注目しているのはフダンシズム(腐男子主義)。 そして古本屋で100円のマンガを5冊購入。
グーグル先生に聞いても、「マンガのない生活」は考えられないというサイト多数。 一方「テレビのない生活」は何年目とか続行中とか。まあ、でも、子供のいる家庭は テレビが必要だと思うよ。子供が仲間はずれになるといけないし、また実際に、 テレビ番組は全部子供向けの内容じゃん。ニュースとか、 対象年齢が中学生くらいまでだよね。
でも、ネットでみても結局ニュースソースって政府・警察発表だから、 同じなんだよね。せっかくインターネットにいるんだから、 大人は英語のニュースでも読むべきだな。