特に体調が悪いというわけではないのだが、昼から夕方まで寝てしまった。 うーむ、寝ている場合ではないのだが。
「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」という本を読んだ。
この本のタイトルは素晴らしい。特に「砂場」という点が素晴らしい。 幼稚園は人が人生の最初に多少なりとも体系的に何かを教えられるところだと思うが、 そのような体系的教育の場において、創造性を最大限に発揮出来るところが 砂場であると思うからだ。
「砂場で学ぶ」というフレーズもいい。他のことはほとんど教えられるが、 砂場遊びから幼児は確かに何かを自ら学んでいるのではないかと思われる。
このタイトルだけから、内容を勝手に推測するなら、 それはちょうど、ヴォネガットの遺稿、またはキルゴアトラウトの遺稿 のような内容に違いない。 宇宙人に誘拐された老人が、宇宙船内に捕らえられる。船内は宇宙人の特性に よって過去と現在が混在する状態になっていて、地球人の主人公の精神は 過去と現在の混在に耐えられず、幼稚園以降の体系的学習結果をうまく 思い出せない。そんななかで、主人公は砂場遊びで学んだことだけを 頼りに宇宙船を制圧し、地球に帰還を果たすのである。
ところが、この「砂場」は邦題にしかないのであった。もし、「砂場」を邦題に 入れるような改変が許されるならば、私はこの本の題名を次のように訳する ことを提案する。
幼稚園卒業以来、何一つ学ばなかった男
それでも、この本から得られる教訓はある。エッセイにとって大切なものは 文章力であって、ネタは問題ではない。たいていの場合、エッセイは文章力 のある人間が書くものだから、他のエッセイとの比較の都合上、ネタの面白さ も評価される。しかしこの本のように文章が壊滅していると文章力の重要性が よくわかる。 ひとつひとつの文もひどいけど、ひとつのひとつのエッセイの構成が特にひどい。 アメリカ人は文章の構成について日本人よりずっとましな教育を受けているはずだが、 まあ、それは小学校以降の教育なのだろう。
小学校を形式的にでも卒業しているすべての人間に取って 読む価値のない本であると私は断言する。
オレは元来反抗的な人間なので、昔はよく人に逆らっていたのだが、 年を取ってからはあまり逆らわなくなった(当社比)。 人間がまるくなったのではなくて、逆らうと仕事が増えることが多いからだ。 でも、今日はボスに逆らってしまった。
昨日変な本を読み終えたせいで、文章構成について考えるところがあったからだろうか。
逆らった以上は、自分で頑張らなければならないではないか。……ある程度は。
帰りに学内の歩道を歩いていたら、脇の生け垣から雀が走り出て来た。 よく見ると、小さな蝶々を追いかけて、走り回っている。 なぶっているのか、ドジなのか、一度くわえた蝶々が何度も逃げ出して飛び回っている。 それを走って追いかける雀。
結局食べちゃったみたいだけど、こっちの雀はよく走る。
忙しいのに、なんかすぐに対応しないとヤバそうなバグレポートが来た。 またかよ、もう自分で自分が嫌になる。死にたいよ。 とか言いながら見ていたのだが、ここでこのバグがあるとすると、 テストに引っかかるはずだと思って、よくよく考え直すとバグではないのであった。
ま、ヒントはバグレポートを寄越した人がVC++のユーザだという点にあって、 それなら、このどうしようもないバグ作りのオレの方がまだ信用できるんじゃないか、 と思ったのだ。そしてその推理は正しかった。うーむ、VC++の威力は凄いね。
そして、自分でソースを見ても、バグとしか思えないオレのソースも凄いね。 テストプログラムを分離して、この問題に対応していることがわかるようにした。 (プログラム本体は修正せず、コメントも入れず)
そして嫌味ったらしい英語で返事を書くオレ。嫌味ったらしくなっているか どうかは不明だが。
冷静に自己観察をした結果、忙しいのではなく多忙感があるだけだとわかった。 これは脂肪肝と似ているがちょっと違う。多幸感とも似ているがちょっと違う。
中国で日本産米を発売。現地の米の20倍の値段。
あのさ、日本産銘柄米の味をほとんどの人が知らないところで、 そんな値段をつけた米を売ったら、偽物が出ないなんてことは 絶対あり得ないんだよね。
日本だって散々銘柄米の偽物騒ぎがあったじゃないか。 こんなのは、価格と真贋判定能力から自動的に発生する事件なんだよ。 というか、偽物騒ぎを報道するためのエサだろ。
会う人、会う人ことごとく、あーよく知っている人なんだけど名前が出てこない。 いったいどうしてしまったんだ俺の頭は、とか思いながら何人もの人に会い、 ふつうに飯を食ったりする夢を見たのだが、そりゃあ名前が思い出せないはずだよ、 登場人物がみんな何十年も前の友達じゃあな。
昔のことを夢にみるとこんな風になるとは、そうなってみるまで想像出来なかったな。
RPGは主人公がだんだん強くなって行くのが楽しいゲームだが、 それは敵が弱くなって行くということでもある。 雑魚キャラを一掃するのも強さを実感出来ていいが、 戦闘システムによっては、鬱陶しいだけということもある。
これを避けるために、主人公のレベルに合わせて敵キャラの 強さも補正されるというシステムもある(あった)。 あんまり補正が強過ぎると、強くなったことが実感出来ないという問題もあるが。
しかし、敵だって黙っていて強くなれる訳ではないのだから、 主人公と戦うことによって敵が強くなるというシステムはどうだろうか。 もうあるかもしれないけど。 このシステムだと、敵キャラが強くなることを避けるために、 戦わずに逃げるという作戦が使える。 特定の敵キャラからは逃げまくっておいて、レベル差がついたら 殲滅、殲滅、殲滅。強くなって来たらまた逃げまくる。その間、別の種族を 殲滅。
いいと思うけど、実際にゲームにしてみるとダメだったりするんだよね。 ゲームは現実とは違うから。
柏崎4号機、海水24トン放射線区域に ゴム製配管損傷
ニュース読まないとか言って読んでるし。いや、2chが夏休みに入ったので、 その間ニュースを読むようにしたのです。
柏崎原発の地震の影響調査はまだ途中で、こういう事実も次々と分かって来ている ところである。ちゃんと調査をすることは重要だから、新しい事実が判明しても そのことを叩いたりしてはいけないと思う。
しかし、風評被害というのは早過ぎるだろう。 安全だと宣言するのは、IAEAの調査が終了するか、中間報告が出てからでいい。 そうでないと、日本政府の安全宣言を世界の他の国は信用しなくなるという事態を 招くことになりかねない。 地震の被害は気の毒だが、原発の風評被害という言い方には納得出来ない。 少なくとも今の時点では。だいたい、あんたら、原発があることによって、 国民の莫大な税金を投入されているじゃないか。
調査も十分でないうちに安全だの風評被害だのいうのは、 核に対して無神経にも程があるというものだ。 (政府の核アレルギー対策の成果か?)
先日買った象印の炊飯器がもうどうしようもなく使いにくいので、 もったいないけど新しい炊飯器を買おうと思う。 デオデオで炊飯器を見ていたら、おばちゃん店員が話しかけて来たので、 今の炊飯器がどんなにダメかという愚痴を言う。
あと、言わなかったけど、
もう本当にバカかと、アホかと。
でも、結局あたらしい炊飯器はまだ買っていないのであった。
予想外にうれしいのはカルトの議席が減ったこと。阿部首相の続投。
やっぱ、民主党が一番喜んでいるのは阿部首相の続投でしょう。 衆議院選挙までは、頑張って続投して欲しいと、小沢一郎も思っているに違いない。
今、衆議院を解散しても勝てないと自民党は思っているだろうが、 しかし、来年の消費税率アップの後でもやっぱり勝てないと思うだろうな。 いっぺん民主党に政権を投げて、民主党政権下で消費税を値上げさせて、 その後、政権奪回というシナリオでの阿部首相続投でしょうか?
いや、NTTに金を払うのは嫌なんだけど、困ったことに光を扱っているところは どこもかしこも、俺の嫌いな企業なのだよ。ADSLでもNTTを通すしなあ。 その一方で、仕事上どうしても家から高速回線が必要な気がするんだよね。
そして、ホームページの引っ越しを考えているのだが、ようやくホームページ タイトルを思いついた。最初のホームページタイトルも悪かったが、 今のも悪い。それは分かっていたが、よいのが思いつかなかったのだ。 うーむ、しかし、メールアドレスは変えるべきか、変えざるべきか、ソレが問題だ。 変えて、誰にも連絡しないというのが一番楽なんだけど、そうもいかないだろう。 ああ、SF大会でメールアドレス入りの名刺を配ればいいのか。それにホムペアドレス も書いておけばいいのか。そうしよう。
エアコンが異音を発する件は、ついに管理会社に電話した。 うーん、一時的に音はしなくなっているが、どうも直っていないような気もする。