っていうか既に今年は天変地異が起きているという説もあるが、 なんと、この俺がもう年賀状を書いてしまったよ。 しかも今日書いたのに元旦とか嘘の日付まで書いちまったよ。

なんか年賀状書きよりも後に回したいことがあるのかも知れない。 もっとも年々来る年賀状が減っているので、書いた枚数はもうほんの ちょっとに過ぎないのだけれど。字を書くとすぐに手が痛くなる 俺が全然手が痛くならなかったくらいだからな。

アマゾニア【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。

いや、図書館で借りてしまった本。 しかも申し訳ないことに、私はこの赤弓という主人公がどうしても 好きになれなかった。それは赤弓が大女だからでも強くて逞しいからでもなく、 彼女が掟や慣習をすぐに破るから。それに加えて、最初の方から出てくる現代的な 説明も物語に入り込むのを妨げているように思う。クロニカの時には、 嘘の歴史解説者という感じでよかったのだが、今回はどうも邪魔な感じがして 仕方がない。

でも赤弓がでなくなったところから急に面白くなって、その辺から物語はホラー というかダークファンタジーというか暗い感じでかつ幻想的になり解説もなくなって くる。と思っていたら、意外にも、「すべての謎が解き明かされる」風の 話になっていくのであった。

とはいえ、やっぱり赤弓もヘレスも好きになれないのだが、ただ、ヘレスが子供を 驚かした時、子供が人形をかばって弓を構えるというのはよかった。