豊島区の図書館を利用しているのだが、 ふと文京区の図書館の方が近いということを思い出して 文京区の図書館で貸し出しカードを作る。 いや、つまりですね、文京区の図書館の方が近いのであるが、 それは小さな図書館というか図書室なので、 次に近い豊島区の大きな図書館でいつも本を借りていたのですよ。 ところが、その図書館になくても同じ区の図書館にあれば、 ネットで検索して予約して借りられるということで、 最近はそっちの利用も結構多い。予約して取り寄せるなら 小さな図書室でも関係ないじゃないかと気付いたわけですね。
で、文京区の小さな図書室に行ったのだが、 この図書室は公園の中にあって結構いい感じだ。 ただ公園の中を歩いていると、煙草の匂いがするのが厭だが。
でもやっぱり本棚の前を歩いてふと気になった本を借りるというのもいいので、 豊島区の図書館にも通いつづけるのである。
本来はネットで検索して予約して取り寄せという利用法を考えたのであるが、 そこはそれ、やはり図書室に行った以上は一冊くらい借りるかと 本棚を見回していると、聞いたような作者の聞いたような題名の本が あったので借りることにした。
帰ってから読んでみると、なんか凄くつまらないのであった。 長編だと思っていたその本は短編集で、 しかもなんか小説とは呼びにくいようなものが続いていたのである。 そこでふと本の題名を見ると、なんか聞いたことがあると思った題名と 微妙に違うのである。でも作者名は間違いなく知っている人で、 その人の小説は読んだことがないのだが、エッセイ集というか、 某女性漫画家と組んで出しているシリーズは二冊くらい 読んでいるのであった。
しかしつまらない本を途中で放りだすと、そのまま読まなくなってしまうので、 そしてなんとなくその図書室で最初に借りた本を読まずに返すのも気が引けるので、 そのまま読んでしまったが、最後の方の作品はまあそれほどつまらない というわけではなかったのだが、全体としては実につまらない本であった。 このように、今後はつまらない本は題名を出さずに感想を書くことにしようかと、 ちょっと思っているのである。
サウンドトラック【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。
つまらない本を読んだので、 口直しに豊島区の図書館から借りてあったサウンドトラックを読む。 いやあ、これは面白い。「アラビアの夜の種族」のイメージが強かったので、 日本を舞台にしてどこまで嘘を書くことができるかと不安を もちながら読みはじめたのだが、やはり「アラビアの夜の種族」のような 非論理的な論理というかそういうものが見事に展開されていて面白かった。 俺はこういう書き方はうまいというのとは違うと思ってしまう。 むしろ凄いというべきか。 ただ東京の近未来の予測としてはまだ甘いという気がする。 予測の正確さにおいて甘いのではなく、なんというか、 こう狂気が足りないというか。 登場人物は魅力的だが、話は最後にすべての伏線が集結したりはしない。 俺はそれでいいけど、不満を感じる人もいるかも知れないね。
俺は本を読むのが速い方ではないので、サウンドトラックを読み終わったら、 朝になっていたのである。それから寝て起きたら二時。 体重計に乗ったら、1kg体重が減っていた。 シャワーを浴びてから豊島区の図書館に自転車で行ったら、 なんか最後のちょっとした坂を登る体力がなく、へろへろで本を返し、 食堂でいつものかき揚げうどんを食べようとしたら、 今日は売り切れと言われてしまってやむを得ずたぬきうどんにする。 そう、じつはここに食事に来たのである。
ウォール街を動かすソフトウェア【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。
図書館で借りた本。いや別にデイトレーダーになろうとか考えているわけではなくて。 この岩波科学ライブラリーってのがちょっと面白いなと思いはじめたので、 適当に読んでいるのである。
乱数を用いるモンテカルロ法に対して、 超一様分布を用いるディスクレパシー法でシミュレーションした方が良い結果を得る 場合があるということが話の主体であるようだ。 で、著者はMBSという金融商品についてのディスクレパシー法の アルゴリズムを改善した人らしい。
まあ面白いが、もう少し深く突っ込んで書いてほしかった気もする。 ただ、岩波科学ライブラリーは全般に薄く、その薄さがいいので、 突っ込むのは無理かも。
かがやく日本語の悪態【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。
図書館で借りた本。いや、なんというか、いいコンセプトの本なんだけど。 つまり悪い本ではないのだが。落語や芝居や小説や詩や方言なんかから、 悪態を抽出してあるのだけれど。それはいいんだけどね。 落語はなぜか悪態だけでなくオチまで書いてあるし、 詩だけは不思議なことに全文掲載してあるし、 方言はかなりの部分が自著からのまるまる引用だし。 なんかこうもっとピシッとしたまとまりはないもんかね。 どうもやっつけ仕事というか片手間仕事というかそういう印象を拭えない。 魂が入ってないんだよね。
なんか酒が飲みたくなって酒屋に買いに行ったら、 200円とか300円のワインを売っていたので買ってしまう。 本当は198円+税とかそんな風なのだったが、だいたいの値段しか覚えてないから。 どうせ俺には味なんかわからないからどうでもいいのだ。 あ、200円の方はハーフボトルというか小さな瓶だった。
それもこの間(日記を見直したら7月22日)直したばかりのところが。 それも詰め物が取れたとかではなく、歯が縦に割れて半分取れてしまった。 竹を割ったみたいにきれいに半分に割れているのである。
実は数日前からこの歯がどうも唇に当るので見てみたら、既に段差がついていて、 しかも歯全体が奥に向かって倒れているのであった。 どうもこの時点で既に歯は割れていて、 歯の後ろの詰め物でなんとかくっついていたようだ。
前の歯医者が変に治療したから歯に無理な力がかかって 割れたのではないかと疑っている。
それで今回はネットで検索した歯医者に行った。 検索といってもなんか良い歯医者というような検索はみつからず、 単に登録された歯医者が検索されるだけなので、 良い歯医者であるという保証はないのだが、 少なくともやる気のない歯医者ということはなさそうなので電話したら、 すぐに予約が取れたので慌てて行った。
なんかよさそうな歯医者であった。で、結局歯は、 残り半分に詰め物というか張りものというかをすることは出来るが、 たぶんすぐに剥がれてしまうだろうということ。 素人が考えてももっともらしいので、 結局インプラントを入れて差し歯にすることにする。
8月末からずっとやっていたゲーム、ようやく全CGクリア。
ちょっと部屋の片付けをしたら、くしゃみと鼻水が止まらなくなり、 鼻炎の薬を飲んだら眠くなった。