匣の中【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。
図書館で借りた本。 カバーの折り返しに、竹本健治の「匣の中の失楽」 を先に読めと書いてあったにもかかわらず、無視してこっちから読んでしまった。 だって図書館で適当に借りた本だもの返しに行くのも、 「匣の中の失楽」を別に借りるのも面倒だったから。 それに「新本格では作者の言うことを信じてはいけない」 というようなことを聞いたような気がするので。
いや面白かった。しかしミステリの感想を書くのは難しいな。 ネタバレすると怒られるからな。しかしこの本は、 というか俺の考えでは新本格だって 別にネタバレしてもつまらなくなるということはないと思うのだが。
たぶんこれはネタバレではないと思うのだが、 最終的には否定される推理でも、 もっともらしいことを次々に並べ立てるのを 読むということに快感があると思うのである。
月木が祝日だとゴミ出しがかなり困るのである。
今日は通院の日。で、待合室にいたらモーニングショーだかワイドショーだか をやっていて、無視して本を読んでいたのだがつい話が耳に入ってしまい、 魂を穢された気がした。
この手のアレは殺人事件だろうが、浮気だろうが、 「下衆の勘繰り」と呼ぶにふさわしいものである。 それが事実と一致していないということではなく、 その態度というか心理というかそういうものが実に厭らしい。 人間の裸体なんかより余程猥褻だと俺は思うよ。
いや、でもそれが人間の本質だという気もする。 こういうワイドショーで興味本位にコメントする連中も、 ワイドショーを楽しんでみる連中も人間的だ。
昨日は日記を書く前にちょっとネットを一巡しようと思ったら、 なんか通信状態が悪くて切れてしまったので、そのまま日記も書かず。
今日は雨が降っていたのでその音を聞いていたら眠くなってしまって寝ていた。
スーパーで食料の仕入れを済ませたあと、 なにかおやつでも買おうかなと思って見たら、 甘栗を売っていたので買ったのであった。 その甘栗はアルミパックに入っていたので、 「甘栗剥いちゃいました」の類似品だと思って買ったのだが、 なんと剥いてないのであった。
だからといって普通の甘栗ではなく、栗の皮に切れ目が入っているのだ。 この切れ目が入っているだけですごく食べやすいかというと、 まあないよりはいいけどすごく食べやすいとは言えないような気がするのである。
朝、すごく体がだるくて起きる気がしなくてずるずると寝ていたのだが、 ふとトイレに行きたくなったら、何の問題もなくすっと起きてしまった。 気力がなかっただけか。