世界の中心で愛を叫んだけもの再読中。
これはなんかハーラン・エリスンらしくない作品である。 出来は悪いとは言えないけれど、 このネタはすでにいくつかのバリエーションを読んでいるような気がする。 まあ、強引に解釈すれば、「暴力はコミニュケ−ションだ」とか 「暴力は世界共通の言語だ」というように言っておいて、 エリスンと関連させる方法もあるが。 ただ、1958年という書かれた時代を考えれば、やはり先駆的な作品なのであろう。 つーか、50年代SFか、おお、そう言えば、50年代SFの香りがする。
あー、昨日まであった怒濤のノリが去って行きました。 気が向いたら、また来てくれや。 といいながらも、惰性でノルマの枚数をこなす。 あー、全然面白くない気がするが、話を繋げる関係上書かない訳にもいくまい。 これがメリハリというやつかも。(たぶん、違う)
世界の中心で愛を叫んだけもの再読中。
50年代SF。いや、エリスンらしさはあると思うけれど。この作品集の中で1950年代に書かれたのは(作品末の年をもとにすると) ・星ぼしへの脱出 ・聞いていますか ・満員御礼 これだけか。まだ、タイトルも内容もおとなしいものですね。 やはりエリスンは60年代になってニューウェーブの影響を受けてからのほうが 優れた作品を書いていると思う。もちろん、 年齢とともに小説の技法が向上したということもあるのだろうけれど。
それはともかく、風野さんの日記で知ったのだけれど、 とうとう通報しちゃった人が出ましたか。いやぁ、エリスン怖いよ。 下手すると通報した人まで巻き添えを食うかも知れないよ。 しかし、あれだね、あの関係者もちゃんと「世界の中心で愛を叫んだけもの」 を読んでいればエリスンが怖いということはわかったはずなんだけれどねぇ。 読んでいなかったのでは自業自得としか言えないよね。 いやぁ、怖い、怖い。腕の四、五本は折られると思った方がいいよ。 脚の五、六本、あばらの二、三十本は。 なにしろ「暴力作家」だからねぇ。
有名映画をDVDで借りて見ちゃうぞシリーズ。 いや、一作目だけは本を読んでいるので、 ストーリーがあれなのは知っていたのですが、 しかし、ワインを飲みながらノートパソコンでDVDを見ていたら、 ちょうど半分くらいのところで、画面が止まってしまったのですよ。 これはパソコンがいかれたかなと思って、再起動してチャプター選択から もう一度見てみたのだけれど、やはり止まるのでそのまま寝てしまいました。
で、今朝起きて、レンタルショップに行って交換してもらおうかと思い、その前に、 ふと、そういえば最初に専用ソフトを起動する画面が出たのにそれをキャンセルして 自分の普段使っているDVDプレイヤーソフトで見ていたことを思い出し、 専用ソフトで見てみると、なんと見ることが出来たのでした。
しかし、この専用ソフト、画面が暗い。いや、 画面が暗いのはノートパソコンの液晶画面が悪いのかも知れないけれど、 俺の普段使っているDVD再生ソフトより二段階くらい画面が暗い。 第一メニューからチャプター選択とか、音声選択とかするのに、 そのメニューの文字がろくに読めない。字幕の字もひどい。 俺はこれで初めて、字幕の字は再生ソフトが書いているって知ったよ。 音量も小さくなってしまうし。
しかーも。このハリーポッターがまた例の暗いシーンが多くて、 この映画の山場(らしい)シーンなどもう真っ暗で何も見えませんがな。 まあね、 特撮がちゃちに見えるのは指輪を見た後では仕方のない事なのかも知れないけれど。 最後にあからさまなえこ贔屓があるのも、たぶん原作どおりだからいいけど。 許せないのは、ハーマイオニーがかわいくないということである。 昔テレビでこの映画の宣伝が流れていた時にはかわいく見えたハーマイオニーなのに、 ぜんぜんかわいくない。まだ黙っていればかわいくみえないこともないが、 喋りだすと全然駄目。だって顔で喋るんだもの。こんなんに萌えるかぁ。 なにがハーマイオニーたんだ。 これだったら、ハリーたんの方がずっと萌える。
午前中にハリー・ポッターを見てしまったせいで、小説を書くリズムが狂うが、 いろいろ辻褄合わせを書いているうちに、第二章終了。 今晩は、えびすビール500mlだな。
日記の日付は間違えていなかったのだけれど、 なんとなく今日は13日だと思っていたのだ。 で、昨日は12日だと思っていた訳だ。 小説が順調に進んでいると思っていたのだが、 一日間違っていたと気づいて愕然とする。 いや、締め切り間際じゃないから、というか何に応募するのかもわからん作品だから、 いいんだけど。順調だと信じていたのに……。 しかも、内容を見返すとどうも文章が乱れているような気がしてきた。 一度はなおそうと思ったのだが、そんなんことをしていると一日のノルマをこなせない と思い、それからいや、文章が大切だろうと思って、いっそ頭を切り替えるために 寝てしまえと、昼寝をするが、2時間くらいで起きてしまい、それから結局乱れた 文章のまま続きを書いたのであった。
実は、不眠症が再発というか、つまり、 夜酒を飲んでもあまりぐっすり眠れなくなっていて、 それは何故かというと、小説が順調で頭が冴えているからなのである。 文章は乱れているけれど。
もっとも日付が進んでいるということは、お金の節約が出来ているということであり、 それはうれしい。とはいえ、節約したのは微々たるものである一方、今月末の地方税 ではドンと支払わなければならないのであるよ。
やっぱ、宮崎アニメはいい。 というか、この映画が公開される前に書いていた小説で使っていたネタを使って いま小説を書いているのであった。はー、なんという遅筆というか、鈍というか、 あるいは執念深いというか、それに気づいた時は呆れたよ。
世界の中心で愛を叫んだけもの再読中。
「侵略する」と言って侵略する国はいまどきないわけで、 その点からすると、これに登場する国というか星というかは素直なものである。 というか、まあ、そういう点では、 お題目がなんであれやっていることは同じというか。
今日は昼寝はしなかったのだが、やはり昼間眠かった。そして今も眠い。 眠いというか、頭がぼーっとしている感じ。 図書館でとあるCDを借りてきて、聞いていたら、涙がボロボロ出てきてしまった。 年を取ると涙腺が緩くなるというのはこういうことかと思う。
世界の中心で愛を叫んだけもの再読中。
これもいいタイトルだなぁ。でも内容が全然思い出せず、読みはじめてから、 こういうドラッグ小説前にも読んだなぁ、ディックだっけとか思っていたが、 最後まで読むと、前に読んだのはこの作品に他ならないことがわかった。 ドラッグを書かせたらやはりディックが凄いのだが、 この作品もきれいなラストがよい。
また図書館で適当に借りてきたジャズを聴く。 今回はジャズの棚の一番最初にあったアート・ブレイキーの「GET THE MESSAGE」。 うむ、ラッパの音もいいけど、ドラムもいいなぁ。
豚の映画。面白いかと思って借りたが、それほど面白いというわけではない。 しかし農夫のじいさんはいい味を出している。本当はチャップリンでも借りたいところ なのだが、近くのレンタル屋には少なくともDVDはない。 そもそもDVDでチャップリンはないのかも。
やあ、とうとう行き詰まったよ。やはり昨日の夜、もう一枚書いてしまえと、書いて、 ノルマ+2枚にしてしまったのが良くなかったのか、あるいは、 「禍(わざわい)の種」 に触れて余計なことを余計なところに書いてしまったのが良くなかったのか、 まあとにかく詰まりました。
なる、なる、なったー。スランプというやつではないようで、まあ一つの手としては、 このシーンを飛ばしてその先を書くという手もあるが、これから昼寝して夜 コーヒー二杯で再挑戦の方がいいかも。
とか言ってる間に昼寝して起きて、 コーラ一杯でノルマ枚数までなんとか書いたのだが、 書いている途中でふと気づくとキャラが変ってるよ。ま、いいか。二稿でなおそう。 はー、苦しい。
今日は医者に行く日だったので、午前中は書けず。 というか、医者から帰ってから一枚書いて、やはりこれは駄目だ、 昨日書いたところも消して書きなおそうと決意して、 頭を切り替えるために昼寝をしてしまう。
台所というか、玄関というか、廊下というかそういうところの電灯を実は昨日付けた。 安物でいいやとか思ったが、やはり2000円はオーバーしてしてしまった。 その時入った電気屋で、お風呂で聴けるCDプレイヤーを売っていて、欲しくなる。 しかし無職の身では買えないのであった。
昨日の夜はもののけ姫のDVDを見た。前に見た時にも思ったのだが、やはりアシタカ だけ時代が違うような気がする。悪くいえばどっちつかず、 よく言えば価値観の多様化という作品。まー、そういう意味では、 そもそも戦車大好きでも自然も好きという宮崎駿自体が矛盾した存在なのであろう。 いい作品だと思うが、カタルシスがない。空を飛ばないのも一因。
図書館で借りた軍歌のCDを聴く。おお、ある意味、軍歌ってのはアニソンだな。 しかし、俺も無知だから、 「月月火水木金金」というのが海軍の歌だとは知らなかったし、 「父よあなたは強かった」というのも軍歌だとは知らなかった (しかもこれっって、戦死者を称える歌だよね。歌詞では死んだとは言ってないけど)。それどころか、「海ゆかば」の歌詞もろくに知らなかったのだ。 しかし、この「海ゆかば」っていい歌じゃないか、 「君が代」の代わりにこれを国歌にすればいいのに。
海ゆかば みづくかばね 山ゆかば 草むすかばね 大君の 辺にこそ死なめ かえりみはせじ
もっとも、俺がこの歌から受けた印象は、牧野修やら田中啓文やらの影響で、 海の中に船の進行を妨げるほど大量の屍体が浮かんでいる、山の中には、 踏まずに進めないほどの大量の屍体が転がっている、というもの。 それでも天皇のために、戦って死のう。戦いを選択したことを後悔はしない。 というもので、ググってみたら、全然違う意味が載ってましたが。
でも、いいじゃないですか、日本の領土、 領海、そのどこをとっても屍体のないところはない。 それでも天皇のために戦いつづけようという意志こそ、 まさに愛国心といういうべきでしょう。
関西弁の数学噺【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。
図書館で借りた本。詰まって落ち込んだ時には数学エッセイに限る。 とか思ったが、エッセイじゃなくて、講演記録というか、まあ何を言っているのか ようわからん。特に前半。後半はまあ面白い。京大の入試の採点の話は松本からも 聞いていたが、よいシステムである。松本が言っていたのは、 なんか式の途中で間違っていて、どこで間違ったのかよく見ると、 最初でもう間違っているのだけれど、更によく見ると消しゴムで消した跡があって、 その消した跡を追いかけてみると、 正しい考えなんだけれど計算ミスで変になっていて、 その後やり直したら、間違った考えになっているというように見ていって、 計算ミスさえしなければ解答に到着したはずだから、点をやるということだった。 森毅はそこまで言ってないけど、まあ、松本も大げさに言う人だから、 しかし、その話を聞いたのは松本が試験の採点をしていた時期だから、 とにかく話の本質としてはそういうことらしい。 なんか、京大の数学科の入試を受けてみたくなるよね。 一次で足切りされないとして。
世界の中心で愛を叫んだけもの再読。
とうとう最後の短編まで読んでしまいました。やはりいいよこれ。 「少年は犬を愛するものさ」っていう文句もいいけど。 女が「ヴィク、あたしを愛してる」って何度も聞くのに対して、 ブラッドが口にするのは悪口や皮肉ばっかりでさ。
ようやく言葉が流れ出した。まだ、少しキャラクターとあってないところがあるが、 微調整で済むレベルだと思う。というわけで、 詰まり解消祝いに今日は酒でも飲んで寝よう。 アル中への道は近い。