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未勝利日記

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Jan.23,2004 (Fri)

●ゲームをインストールしようとして

ゲームをインストールしようとしたら、ディスク容量が足りなかった。 それで、Linuxの区画が全然使ってないし、もうなんかやる気もしないので、 そっちをつぶしてWindowsの区画にしようとか考えて、Linuxからパーティションを 切り直そうとしたら、なんかエラーになって区画の取得ができない。

仕方がないのでWindowsから区画を見てみると、未使用となっている領域があったので そこをフォーマットする、が、エラーになってしまう。仕方がないので、再びLinuxから フォーマットするかとLinuxでfdiskを立ち上げると今度はfdiskが立ち上がらない。

仕方がないので、やっぱりWindowsからなんとかするかぁと思ってWindowsを立ち上げ ようとすると、Windowsが立ち上がらない。これはしまった。

仕方がないのでWindowsを再インストール仕様とするとインストール先のドライブを 認識しない。ありゃま。これはもう修理に出すしかないかも〜。とか思いつつ、 一応、Linuxのインストールディスクから起動して、fdiskを実行してみると、 「パーティションテーブルが壊れている」というエラーメッセージが出る。 そこで、パーティションテーブルの作りなおしを選択。保存して、 Windowsの再インストールを実行すると、なんとかインストールできましたとさ。

一応、バックアップを取ってから作業を始めたのではあるが、重要なものだけ バックアップを取ればいいやというので、小説の原稿とメールだけバックアップ したので、メールと小説原稿は回復された。というか、なぜか、前回のバックアップ の中にエロ画像があったのでそれも回復された。しかしなぜエロ画像などを バックアップしたのか、その心理状態は謎である。

Jan.24,2004 (Sat)

●Windowsアップデート

Windowsを再インストールしたため、一日がかりでWindows Updateを行う。 なにしろ AirH"32Kだからね、うちは。

◎キリンのまだら(平田森三)

キリンのまだら【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。

タイトルはキリンだが、これについての著者の説は正しくなかったようで、 帯にある「割れめ・裂けめの科学」という方が内容をよく表している。

すばらしい科学だ。男のロマーン!

ある意味、ファインマン本の風味さえあるのだが、やはりもうひとつファインマン さんには及ばない気もする。それにしても、鯨はカワイソ過ぎる。

○アメリカの弁護士は救急車を追いかける(ウォール真木・佐倉壯)

アメリカの弁護士は救急車を追いかける【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。

実を言うとオレはnarinari.comの読者なのだ。 ここのコまるスケ氏の文章はなかなかよい。毒がないのに味があるというか、 いつも毒のある文章ばかり読んでいると、自分の中に毒が溜まってしまうからね。 で、そこの(メイン)ライターのウォール真木(ウォールが姓)さんの出した 本なのでつい本屋で見かけたときに(目があったという感じ)買ってしまったなりね。

ま、トリビア本と言ってしまえばそれまでですが、ウォール真木も結構好きなので、 よいのではないかと。

Jan.26,2004 (Mon)

●精神力がないので

ソフトの再インストールなど。主なフリーウェアをダウンロード。 シェアウェアになっているやつがあったりして、ちょっとうんざり。

市販ソフトは押し入れの中から探し出さなければならないので、これもうんざり。

そこで新しいゲームをインストールして遊んでみる。 まだ、楽しみ方がわからなくて、もうひとつ面白くない。

◎老子

老子【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。

荘子は岩波文庫版で読んだのだが、なぜか老子は岩波文庫版がなく、 それにもかかわらず、おれは岩波文庫でのみ老子を探していたので、 荘子を読んでから20年近く経ってしまってから老子を読むことになったのだ。

ま、どうでもいいけど。

で、「図南の翼」といえば「十二国記」だが、すでに荘子を読んでいたオレは この言葉はなんとなく、荘子逍遥遊編の話に似ているけれど、意味的にはかなり 違うのできっとまだ読んでいない「老子」にその話があるに違いないと思った のである。

しかし、老子のどこにもそんな話はないのであった。そして今検索するとやはり 「図南の翼」という言葉は「荘子」の「逍遥遊編」から来ているらしいのである。 そもそも、荘子を読んだときに、いきなり訳のわからんことが書いてあると思った のだが、それが「逍遥遊編」なので、そこは何度も読み返して意味を考えていた のだが、一人で何度も考え直していたので、世間的な意味からずれた読み方をして しまったらしい。

もっとも、岩波文庫の荘子には巻末に「語句索引」があるのだが、 そこには「図南の翼」などという言葉は載っていないのである。

で、老子であるが、荘子はいいが、きっと老子はそうでもないに違いないと 思いこんでいたのであるが、やはり老子もよい。でもオレは道教は嫌いだけど。 そして、思ったのは、老子を読んでから荘子を読めばもっとよくわかったに違いない ということであった。そこで、ふと、なんだ、 今からもう一度荘子を読めばいいんじゃないかと気づいて荘子を読みはじめているのである。(内篇だけ読むつもり)

そうそう老子である。オレは老子はもっと世俗的なものかと思っていたが、 結構政治哲学的な内容なのである。

師の処りし所には必ず荊棘生ず、大軍の後には必ず凶年あり。

小川環樹訳:軍隊のたむろしたところにはイバラやトゲの木がはえる、 大きな戦いの後にはきっと凶作がくる。

戦争中なので以下自粛。

Jan.28,2004 (Wed)

●アップデート

この際だからと、アンチウィルスソフトとDVDプレイヤーの最新版を購入する。 こんなときでもないとバージョンアップしないからな。

◎陰陽師九郎判官(田中啓文)

陰陽師九郎判官【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】読了。

田中啓文を求めてこの本を買う人と、 陰陽師ものを求めてこの本を買う人がいると思うのだが、 前者にとってはやや食い足りないかもしれない。

後者にとってどうだかは、ちっと想像してみると、 食い足りない分を補うくらいは面白い。 特にコバルト読者の清き乙女(という存在を仮定して)が読んでいると 想像すると。

Jan.29,2004 (Thu)

●自転車復活

去年、自転車に乗ろうとしたら、鍵が、いや錠が、錆びていて、 どうにもならなかったのであるが、 今日はダイソーでエンドカットニッパーとかいうのを買ってきて、 前輪にかけていたチェーンロックを切断した。これってチェーンだと思ったら、 プラスチックチューブの中はワイヤーだったので、一本ずつ切断していったのだ。 それから、後輪のロックをどうしようか と思ったが、こっちは鍵が入ったので、錆とり潤滑剤を大量に噴霧してから、 ガチャガチャやっていたら開いた。

タイヤの空気が抜けていたので、前に買ってあったスプレー缶の空気入れで入れて、 おお、自転車が復活。そうだ、ちゃんとした空気入れを買っておかねば。

Jan.30,2004 (Fri)

●土鍋のような胃

昨夜、近所の安売り酒屋にワインを買いに行ったのだが、飲もうとしたら、 スパークリングワインだった。しまった、一本は飲めないよ〜。とか言いながらも、 にんにくの梅肉あえをつまみに飲んでいたのだが、途中から気持ちが悪くなってきた。

それでいつもより早めに寝てしまったのだが、朝になっても気持ちが悪く、 そういやにんにくって胃にくるんだっけとか思って、キャベジンとか飲んだけど、 気持ち悪いままなので、お粥を炊くことに。

無臭ニンニクなので昨夜食べていたときは匂いが気にならなかったのだが、 今朝はすごくニンニクくさかった。やはり量が多すぎたかも。 というか、つまみ一種類という飲み方にも問題ありか。

そして、お粥を食べたら、すっかり気持ち悪いのが直ってしまった。

結局、にんにくの梅肉あえが半端な量と、気の抜けたスパークリングワインが、 冷蔵庫にあるわけだが。この二つをどうしたものか。

◎炊飯器

そのお粥を炊いた炊飯器だが、実は内蓋が壊れていてうまく蓋にはまらない。 というか、内蓋を洗っていたときに手を滑らして落としてしまい、プラスチックの 爪が折れてしまったのだ。

カチッと蓋がしまらないのだが、折れた爪の部分をごまかしながら閉めるとなんとか 機能上は問題ないようにみえるのだが、圧力釜だけに蒸気が逃げているのではないか とか思いはじめるとなんとなくごはんの味が落ちているような気がしないでもない。

とりあえず、販売店に内蓋の取り寄せを頼んであるので、届けば交換。


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