今ごろですが、ワンダフル・ライフ【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】 を読んだ。 やはり面白い。これは、モリスの「カンブリア紀の怪物たち」も読まねば。
ところで、私はグールドとドーキンスではどちらかといえば、グールド派 である。若い頃の私だったら、ドーキンス派になったかもしれないが、 年を取ってからは、世界も生物も複雑であり教条主義的な単一原理では 正しく解明できないと信じるようになったからである。
量子論は素晴らしい理論だし、量子論でしか説明のつかない現象も 存在するが、自然現象のすべてを量子論で説明し尽くすことは正しい とは思えない。
脳科学は急速に発展しているかもしれないが、人間の行動を説明するのに 脳科学はふさわしい手段ではない。(まだまだ脳科学は未熟だからという のもあるが)
DNAがこの地球上では遺伝を司っていることは間違いないと思うが、 進化という現象のすべてをDNAで説明してしまうことはできないと思う。 それは確かに進化の定義を集団内のDNA分布の変化と定義すれば、それだけ が進化ということになるだろうが、それでは、恐竜も三葉虫もオパビニアも 進化とは関係ないことになる。(すくなくとも彼らのDNAが直接的にしろ、 間接的にしろ明らかにされるまでは、DNA教条主義者は、彼らを進化とは無縁 のものとして扱うべきだろう)
ミクロな法則がより基本的だったとしても、マクロな法則の方がより 適切に現象を説明することもある (というかその方が多いとオレは信じている)
とは言え、現象を最も適切に説明するものは法則ではなくて物語なのだけれど。
噂のマリみて【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】 を読んだ。少し前にも、読もうかなと 思ったのだが、どれが一巻か分からないやとか思って止めたのだが、昨日 本屋に行ったら、十二国記と並んで平積みになっていて、どれが一巻か わかんないのは十二国記もおんなじだなということで、裏表紙裏を参考に 最初と思われるものを購入。
おお、これはライトノベルと違って、文章がしっかりしているぞ。 前に読んだ西の善き魔女(作者は別だ)もそうだったけれど、やっぱり しっかりした文章の小説を読んでいる方が気持ちがいい。
ところで掃除当番。オレはどうも高校の時に掃除をした記憶が 曖昧である。授業が終わった後掃除をしたのは間違いない。 少なくとも、二年までは掃除をしたはずである。ところが、三年に なってからは掃除をしていない気がするのだ。だからといって、 一、二年が三年の教室を掃除したり、あるいは業者が掃除をしていた ということはない。 どうも三年は掃除をサボることが公に認められていたような気がする のだが、本当にそうだとしたら、三年の教室は埃だらけだったはずである。 ま、男子校だったから、実際にそうだったのかもしれない。
毎晩のように寝酒を飲んでいると体に悪いので、というか、 ちょっと睡眠薬を飲んでみたくなったので、ドリエル購入。
が、さっき冷蔵庫を開けたら、酒のツマミに買った数の子のわさび漬け が残っていたので、今日はワインを飲んじゃおうかなぁ。
「黄薔薇革命」「ロサ・カニーナ」「ウァレンティーヌスの贈り物」の4冊。 「いばらの森」は見つからなかった。
結局、今は、黄薔薇革命と遺伝子の使命と南極大陸を平行で読んでいる。 まだどれもノレていないということ。
オリジン弁当で、弁当を頼んだあと、待っている間に考え事をしていたら、 いつの間にか、店内にいた客がみんないなくなっていた。オレの後から 来た客も二、三人いたはずなのに、全然いなくてびっくり。 店員に「お弁当ですか?」とか聞かれて、「さっき、中華弁当を頼んだん だけど……」とか答えたら、レジのそばから弁当が出てきた。
うーん、どれだけの時間ぼーっとしていたんだ、オレ。
T社から執拗に架空請求書が届く。それもメールや郵送ではなく、 取立人が来ているらしく、毎月のように新聞受けに架空請求書を 入れていくのだ。 今のところ、架空請求人とは出会っていないのだが、怖い顔を した人だったら、払う必要のない請求であってもつい支払って しまうかもしれない。
最初にT社から架空請求書が届いたのは9月か10月で、その時は、 T社のミスだと思い、T社のサポートセンターに電話をしたら、 間違いでした、請求書は破棄してくださいというので、つい 騙されて、証拠になる請求書を捨ててしまった。
しかし、次の月も請求書は届いたのである。またサポートセンター に電話したら、営業所の間違いでしたというので、また、間違いが あるかもしれないから、請求は間違いだったという書面をくれと 言ったら、わかりましたという返事。
しかし、その書面はまだ届かず、その後更に二回請求書が届いている のである。ここまでくると、ミスではなく明らかに故意にやっている 架空請求である。 これまでは、仕事が忙しかったので、放っておいたが、 これからは少し暇になるので、デジカメで架空請求書を撮って、 近いうちにこの日記で紹介しようかと思う。
マリア様が見てる 黄薔薇革命【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】 、 マリア様が見てる いばらの森【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】 、 マリア様が見てる ロサ・カニーナ【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】 読了。
はまっているというほどではないが、結構面白い。 とりあえず、お気に入りは、白薔薇さまである。オヤジだから。 それはさておき、ロサ・ギガンティアという名前を聞くと、 どうも、巨大な薔薇という印象を受けて仕方がない。たぶん、野生種 に対して栽培種の花が巨大だというような意味でつけられた学名だとは 思うのだが。ま、白薔薇さまには似合っていると言えなくもない。