何年も前から時々鼻がおかしくなっていた。たぶんこの日記にも書いている。風邪をひいた後などに、鼻に違和感を感じてなんか臭いがおかしいような気がするのである。といっても全然臭いがわからなくなるわけではなく、なんとなく常に背景臭みたいなものを感じる。そして気分が落ち込むというか、低位安定するというか。主に精神的な影響で肉体的には何の問題もない。少し眠りやすくなり、何時間でも寝ていられる(最近は腰が痛くなるけど、それは別の問題)。そして今日もその鼻の異常が起きている。一週間くらい前からそんな感じだが、一週間すると異常を認識しつつも慣れてきて、精神的にもほとんど影響はない。
今日は喘息の薬が切れたので薬をもらいに病院に行った。で、血中酸素濃度を測ったら93%だった。ちょっと低いと医者は驚いていたが、聴診器で診ても喘鳴はしていない。俺自身も少しも息苦しくない。自転車で病院まで行ったけど、俺の巡航速度で行けたのでまったく健康だったはず。
ということで、もしかしたら血中酸素濃度の低下は鼻の異常と関係があるのかもしれない。あと二、三回鼻が異常な時に計測すればはっきりするが、とりあえず忘れないように記録しておく。
昨日、和室で飲み会だったのだが、座布団の上にあぐらをかこうとしたが、どうも落ち着かない。あぐらってこうやって座るんだっけ? あぐらをかいて座った状態に安定感がない。この前あぐらをかいたのっていつだっけ?
そういや、西洋の人はあぐらをかけないと聞いたことがある。股関節が開かないとあぐらをかけないのだ。俺はどうも年を取って関節が硬くなってあぐらがかけなくなったようだ。女座りみたいになったり、膝立ちしたりしていたが、どうにも落ち着かなかった。
子供の頃、よく高いところに登った。屋根に登ったし、木登りもしたし、アンテナにも登った。しかし、高いところが気持ちよくて登ったわけでも、見晴らしがいいから登ったわけでもない。怖いから登ったのだと思う。
高いところに登ると怖い。気が遠くなるような感じがするし、気が遠くなったら落ちるだろうなと思うと更に怖い。すごく怖い。なので登る。一人で登るのがいい。見ている人がいると余計なことを言うので気が散る。
なんだろうな、あの感覚は。怖いもの見たさのようなものか。よく落ちなかったと思うが、危険だと思っていたのは自分だけで実際はそんなに危険ではなかったのかも知れない。
これはなかなかとんでもない作品だ。1999年の作品だが、かなり直接的に「新世紀エヴァンゲリオン」を意識している(ように見える)。しかし、そこは梶島正樹原作であり、どうしようもなく梶島正樹なのである。
私がこの作品を見ようと思ったのは、エヴァの模倣だからではなく、主人公の顔をバンダイチャンネルの見放題入りで見て、これは天地じゃないかと思ったからである。そして、天地ではなかったが、梶島正樹だったので見たわけだ。
「天地無用」は梶島正樹の代表作であり、私の大好きな作品なのである。そして、こうして「デュアル!ぱられルンルン物語」を見てみると、TV版エヴァンゲリオンとの対比が非常に分かりやすい。まあ、梶島正樹とエヴァの世界は水と油というか、正反対というか、実に相容れない。
ところで、この作品は作画が非常によいという訳ではないが、料理は旨そうである。卵かけご飯の作画にこれだけ力を入れた作品は他にあるまい。肉じゃがもうまそうだった。
そしてこれはハーレムアニメである。エヴァのパクリがどうしてハーレムアニメになるのか。それは梶島正樹だからである。天地の家の風呂のようにぬるま湯の世界なのである。どんなに世界がピンチになろうとも、視聴者は決して焦ったりしない、梶島作品だから。緊張感がないのである。でも、そこがいい。エヴァだったら、人間が二人いるだけで緊張感が漂う画面になるが、そうはならない。
梶島ワールドでは、すごく説明的という訳ではないが、すべてに説明が用意されている。明らかに梶島正樹は設定厨の部類に属するのだ。その世界がまた魅力的である。特に天地無用の世界は魅力にあふれている。まあ、このアニメの場合はパクリという制約があるのでそれほどでもないが、世界設定の安定感はまさにエヴァと対抗するものである。
エヴァの場合は故意に世界設定が破綻させられているわけで、そこはもう方向性の違いとしか言いようがない。エヴァを見るのは緊張を強いられるが、梶島ワールドには緊張など不要なのである。だってハーレムアニメだし。
この作品は、水が油のパロディをやろうとして失敗した作品というのが正しい評価なのかもしれない。でも、DVD特典の14話(バンダイチャンネルでは配信された)は、エヴァに対する批判的回答を含んでいると思う。SFとして。
親子関係はエヴァでは重要だが、ぱられルンルン物語には親子関係なんて重要ではないというメッセージすら見られる。設定の関係で、主人公は親に知らないと言われるが、あっさり受け入れてその後は親は登場しない。
セックスはエヴァの主要な要素のひとつだが、ハーレムアニメにも拘わらず、ぱられルンルン物語には不要な要素である。本当なのだ。朝、男の子の部屋にパジャマ姿の女の子がいるという状況は、エロシーンの始まりではなく、ツンデレ担当が嫉妬してドタバタというシーンの始まりなのである。
なお、女の子と二人でロボットを操縦というシーンが最もエロいシーンだが、台詞でも音楽でも画像でもエロシーンらしい演出はない。
とあるいくつも賞を受賞している劇場版アニメを見ていたら、というか、そのアニメの中の宇宙船のシーンを見ていたら、ここにはセンスオブワンダーがないなぁと思い、まあ、そのシーン以前にも、これエンタメじゃなくてゲージツだよなぁと否定的な感想を持っていたわけだが、じゃあ、俺がセンスオブワンダーがあると感じるのは何かと問い直したのは、そのアニメを見るのが退屈だったからでもあるのだが、人間性の欠如というか人間ドラマを越えたものに俺はセンスオブワンダーを感じるのだなと再認識したのであった。でも人間ドラマがないとゲージツとか言う以前にエンタメとしても失格だよなぁ。
なお、このアニメにとって宇宙船のシーンは全然重要ではないのでそこにSOWがないのはこのアニメの欠点ではないです。
買ったばかりの時は気になっていた冷蔵庫のコポコポ音だが、気がついたら音がしなくなっていた。いつからコポコポ音がしなくなったのか、思い出すのは難しい、たぶん半年くらいで音がしなくなったのではないか。馴化っていうやつか。
呉は隣の市である。バス路線があるが、終点の呉駅までの所要時間は1時間30分とのこと(バス会社に電話して聞いた)。電車だと一旦違う駅まで行って戻ってくるような形になるが、所要時間は同じくらいか、快速なら電車の方が速い。
なぜ呉市に行くかというと、社会保険庁の事務所があるからである。こっちの市にも支所があるが、呉でしかできない事務があるのだ。
海田市というところで乗り換える。出遅れたので快速には乗れなかった。呉線の時刻表を見ると行き先に「広」という字があるので広島行きかと思い、別の時刻表を見るとそっちには行き先が「広島」というのがある。ちょっと戸惑ったが、「広」が広島以外の何かの略だろうと思って、何の略かどこかに書いてあると思ったが書いてない。わからん。
全然調べずに行ったので、広が呉の先なのか手前なのかも分からなかったが、ほとんどの列車が広行きなので、呉の手前のはずがないと勝手に決めるこむ。呉線は海沿いの単線で瀬戸内海が見えて結構いいです。ファンには人気ありそう。
さて呉市は大都会である。なんと呉駅は駅ビルなのである。居住地の駅は駅ビルじゃないので、駅ビルはすごいと思う。少し歩いたら、たちまちビルから出てしまったが。駅ビルを除けば、呉線は単線だし、呉市には新幹線の駅もないし、空港もないのに、我が居住地より人口も多く栄えているのである。どういうことか。交通機関こそ大都市の証であろう。そう考えていたら脳内で回答があった。「ここらへんで交通機関いうたら、舟のことじゃけん」
_ ながの [呉の話、ためになりました。「たちまち」の使い方が広島っぽいですね(笑)。]
まあね、人生に一度くらい会社の社長をやってもいいじゃないか。これまでは、1年生活できるくらいの貯金が出来ると、仕事を辞めたくなっていたわけだが、今回は辞めるタイミング上、もう少し貯金があった。
社長1人の会社でも、会社を作っておけば働いていることになるわけですよ。不思議なことです。実際にはやる予定のこともあるんですけど、まあうまくいかない可能性も高い。
今の問題は、会社の事務所。いや、IT系の仕事で全部自分の住んでいる部屋でやるつもりなんだが、住んでいるところは事務所可の物件じゃない。で、友達の持っている家を事務所の住所として使うことにしたのだが、ほぼ廃屋という感じで郵便屋さんが郵便を届けてくれるか心配なのである。
表札を付けねばということで、ホームセンターで買ったプラ板にA−Oneの屋外ラベル用シールというもので表札を作ったのであった。
ちなみに、会社にした最大の理由は有限責任にするためです。「有限」とはなんて素敵な言葉でしょうか。同じくらい素晴らしい言葉は「離散」くらいしか思いつかない。有限と離散の世界に生きるのです。
会社の印鑑は安いところがあるんだけど、印鑑ケースは高いのですよ。それで印鑑だけ買ったわけだが、やはり入れ物がないと何かと不便なのであった。ホームセンターに買い物に行ったときに、工具などをおいてあるところに小物ケースN-JSというのがあって、だいたいこの位の大きさだろうと買ったら微妙に小さいのであった。
今更だが、引越の時に冷蔵庫を買い替えたのである。冷蔵庫はうるさいという印象があったので騒音レベルの低いものにした。確かに私がうるさいと思っていたモーター音はほとんど聞こえない。その代わりに泡があがって表面ではじけるような音がする。結構気になるのである。
これは前の冷蔵庫ではしなかった音である。どうして今度の冷蔵庫では音がするのか。
仮説1:冷蔵庫の高さが増したため。冷媒内の泡が上昇する間に合体して大きくなり音が大きくなる。高さが高い程、音は大きくなるはず。
仮説2:省エネのため。省エネのために冷媒の圧縮循環方式を変更したため、泡が発生するようになった。以前の冷蔵庫にはこの省エネ方式は採用されていなかった。
仮説3:騒音低下のため。冷蔵庫の騒音レベル何dBとかいうので騒音の低い冷蔵庫を買うわけだが、測定には何Hzの音が何dBという基準があるはず。この基準にひっかかる音を下げ、引き換えにひっかからない音が上がるのはやむなしという騒音対策の結果。
仮説4:単にモーター音が小さいから気になるだけ。でも、モーター音は間欠的にするだけだが、ポコポコ音は連続的にしているので以前から気がついてもおかしくないと思うんだけど。
仮説5:LDKに机を置いたから。前は小さな台所に冷蔵庫があって、別の部屋に机があった。今は広いLDKに冷蔵庫と机が置いてある。なので音が気になると。これはあるかも。
熱帯魚でも飼うか。そうすれば水槽の音と区別がつかなくなると思われる。
SF大会後の飲み会で「がんす」を食べたことなかったことがバレてしまったのだが、スーパーで安く売っていたので食べてみた。なんとなくあのアレだ、つまみというか子供の食べる100円くらいで売っているソースカツみたいなものだと思っていたのだが、実際にはさつま揚げの味であった。
もともとさつま揚げは好きなのだが、「がんす」もうまい。
未勝利日記 復活への道のり
未勝利日記復活とは汚名挽回に似た何かなのか。
_ とし兵衛 [梶島さんは知りませんが、想像するだけで楽しめる作品紹介、 ありがとさんです。]