数々の数


素数
素数は1とその数自身以外に約数をもたない数である。 素数でない正の整数を合成数という。ただし、1は素数でも合成数でもない。 合成数は素数から合成されたという意味であろう。

双子素数
3と5のように差が2の素数の組を双子素数と言う。 素数を表示するプログラムを作ってみると、 双子素数がたくさんあることがわかる。なんとなく、無限にありそうな気もするが、 双子素数が無限に存在することは証明されていないと聞いている。
双子がいるなら、三つ子もと思うが、 差が2という定義では三つ子は一組しかいない。 しかし、たとえば等間隔の三つの素数というように考えると、 これもたくさんある。

擬似素数
よくしらないが、「なんだ、この数は」(F・ル・リヨネ/東京図書)によると、
2n≡2 (mod n)
となる n のうち合成数であるものを言うらしい。 実際、この条件を満たす n はほとんどが素数である。 (少なくとも n が小さいうちは)

ウラムの幸運数
これも「なんだ、この数は」に載っていた数である。 素数を求める方法に、エラトステネスのふるいという方法がある。 これは2以上の全ての数を目の前に置いて、最初に2を選び、 それからその倍数をすべてふるいから落とす。それから残ったものの最初の 3 を選び、その倍数をすべてふるい落とす。ということを(無限回)繰り返して、 最後に残ったものが全部素数となると言うもの。
これに対してウラムのふるいというのは、倍数の代わりに、 倍数番目の数を落とすと言うもの。1 は入っているが決して落ちない。 最後に 1 は除くらしい。ふるいから落ちないので幸運数ということだろう。 選択方法が似ているために、幸運数の分布の性質は素数と似ているようだ。

完全数とか友好数とか社交数とか
実直にやると、求めるのが大変なのに該当する数は余りない。 あるいは、求めるのが式に代入するだけでつまらない。 という理由でカウンタに採用していない。


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